ゴールデンウィーク、主人とふたりで「立山黒部アルペンルート『雪の大谷ウォーク』と高山・上高地・黒部峡谷・白川郷3日間」という、欲張りなツアーに参加してきました。
新大阪までは新幹線。その後はバスで初日の夕方には、飛騨高山へ。
多少の疲れと、ワクワクの期待感でいっぱい。初日は、北アルプス焼岳の麓、奥飛騨温泉郷泊。
(^^)なんだか山小屋みたいなホテルでしたが、温泉はお肌ツルッツル。
翌朝は上高地。
大学の頃、ワンダーフォーゲル部に主人も私も居たんですが、主人は何度も来た事があっても、私は縁がなく、ずっと憧れていたました。
早朝だったために、 観光客もまだ少なく、山の空気を満喫してきました。
いつかまた、上高地にテントを張って、主人とふたりで北アルプスに登りたいな~~。
その御、トロリーバスやケーブルカーを乗り継いで黒部ダム、黒部平へ。
このあたりは学生時代に登山の前後に来たことがあります。
主人とふたりでの登山で、黒部ダムへは来た記憶もあり、郷愁も手伝って何十年も変わらない景色を眺めていました。
最終目的地は 3000メートル級の雪の世界。室堂。
ここは、私にとっては、大学2年の時、立山雄山から始まる縦走登山の出発点であり、思い出の地です。
ただ内緒話ですが、 堂道まで一気にバスで登ってから始める登山って、ワンゲルにしては結構手抜きでしたよね。
(^^;)
さて、お楽しみの「雪の大谷ウォーク」。
よくパンフで見る青空と雪の壁のコントラストを期待していたですが、壮大な雪の壁は、小雨と霧と風で、真冬状態。
視界が悪いどころか、ダウンジャケットの上にパーカーを来ても凍えそうでした。
主人は「立山連峰が見えない~~」とブツブツ言っていましたが、とてもそんなレベルではなく、雪の回廊を一周無事に歩いて遭難せずに戻るのが精一杯でした。
でも、この寒さは記憶に刻まれましたね~。
この日は富山泊。都会的なホテルでした。ホッ!(^^;)
翌朝は宇奈月温泉からトロッコ列車に乗って黒部峡谷へ。
お天気で、やっと新緑の山々の景勝を堪能。でも、かわいいトロッコ列車は、壁が無く風が吹くと寒くてびっくり。
芯から冷えて限界を感じた頃、雪のために開通が遅れているとかで、折り返して戻って来ました。
ラッキー♪
最後は、世界遺産の合掌造り「白川郷」。ここは、麦飯石のふるさとです。
ぐると囲む山々のどれかひとつが、麦飯石のただ一つの鉱山なのですが、どれかは不明。(^^;)
さて、快晴の白川郷は、連休らしい賑わいでした。
もう一度、雪の日に来てみたいところでした。
ところで、このニ泊三日のバスツアーの一番の盛り上がりは、最後に待っていました。
九州発、総勢40名強のこのパックツアーは、帰りの新幹線「のぞみ」の新大阪発の時刻は決まっているのです。
乗り損なうと、混んだ自由席乗車になってしまう。
(;;)
ところが、高速が予想以上に渋滞してしまって、新大阪駅の数百メートル手前ですでに、出発の7~8分前。
そこから駅に到着して、バスのトランクを開けて40名分のトランクを下ろし、改札、ホームと添乗員さんを先頭に駆け抜けて、 ギリギリセーフで全員ひとりも遅れずに新幹線の乗車できた時は、大感激でした。
結構、年配の方もおられたツアーでしたが、全員一致してプラス思考のツアーだったんだな~と思います。
乗車してみんな落ち着いた後、添乗員さんは参加者全員に両手で感謝の握手をしまわられました。
私こそ、大感謝でした。連休のバスツアーは渋滞回避も気を使いながら、大変だったのですが、快適でした。
読売旅行の二宮さんに、心から心から「ありがとう」です♪