ひまりんのつれづれ日記

感じるままに何でも書けたら・・・

助っ人現れる!

2011-11-22 14:35:15 | Weblog
先日のこと。

母の入院している病院へ行く。
天気も良く母は今日も食欲があり元気そうである。

こんな日はどうしよう・・・

この病院では週一回しかお風呂に入れてくれないから、次兄が私に「母をお風呂に入れてくれ」と言っていたからだ。
五階にある入院患者が希望すれば自由に入れる小型風呂の下見は前回してある。
家庭風呂とあまり変わらない大きさで風呂の洗い場には専用の椅子を置くことができる。
だいたいの入れ方は看護師さんの説明などでわかっている。
しかし一人で足腰の弱った母を入浴させるのは心もとない・・・

こんな気持ちでいる時、元気よく母の妹の娘である従妹のY枝ちゃんが入ってきた。
私がいるときに見舞いに来てくれたの二度目で、
社交的のY枝ちゃんは「伯母さん元気になったね~」と賑やかにしゃべりかけてくれる。
「伯母さんにパジャマ買ってきたよ」ときれいな藤色のパジャマをプレゼントしてくれた。
母もよくしゃべったし、私もYちゃんに元気をもらってふたりで母のリハビリを見に行く。
Yちゃんは母のお風呂入りのことに興味を持ち、これからお風呂見に行こうと言う。
私たちが立ち上がったのが母に見えたのだろうか。母も車椅子にのってリハビリの先生と後を追うようにしてきた。もうリハビリは終わりにするとのこと(笑)

三人でお風呂を見に行く。母もお風呂に入りたいと言う。
私も決心がつき(40分後の)3時にお風呂を予約した。

Yちゃんはというと病室に帰ってもデンと坐っている。

「えっ、Yちゃんも居てくれるの?!」

「だってあなた一人じゃ不安なんでしょ」

私はすごい心強い助っ人を得た。

お風呂には母と腕まくりジーンズの裾をまくった私しか入れないないんだけど、Y枝ちゃんは脱いだ服を片づけたりしてくれて、実に心強い助っ人を務めてくれた。

無事に30分弱の入浴と着替えを済ました。汗をかいてしまった(笑)
母は3度湯船に入った。お湯もたっぷりで気持ちよかったようだ。

この日はY枝ちゃんのおかげでお母さんを初めてお風呂に入れて上げられた。
Y枝ちゃんから貰ったパジャマも着せて上げられた。

従妹のYちゃんがこんな日に来てくれるなんて何かの巡り合わせ?おはからいなのであろうか。
Yちゃんに背中を押されてお風呂入りができたこと、次兄らに報告。
みな喜んでくれた。



写真は20日に採れた(もいだ)ゴーヤ君五十五郎と五十六郎ちゃん。
だいぶ小さくなったけどまだ採れている^^

モナカを食べた母

2011-11-06 17:23:51 | Weblog
先日、実家近くの病院に入院している母の所に、
いとこのKちゃんと車椅子に乗った叔母さんが見舞いに来てくれた。

Kちゃんのおばさんと母は、嫁と小姑という立場なのではあるが、すごく仲がいい。
大人しく内気な母と、明るく面倒見のいい叔母さんは気があったのだろう。

思いがけない訪問に母は「逢いたかったよ」と涙を出して喜んだ。
86歳の叔母さんはうちの母が痩せて老けてしまったので、びっくりして
「姉さんには見えないよ」と最後までふに落ちない様子だった。

Kちゃんが吉祥寺で有名な小ざさのモナカを並んで買ってきてくれた。
母がお茶菓子にすぐ出してと私にいった。

私はまずいなとすぐ思った。
放射線治療を23回受け、閉じていた食道がひらいた母は
今お粥と刻み食、とろみのついたもの、間食はプリンやゼリーということになっていたからである。

私はモナカを一つ持ってナースステーションに走った。
モナカなど駄目だと思いつつ。

ところが今度の病院の看護師さんは、「制限はない。小さくしてのどに詰まらないようにすれば…」
と言うのである。

小ぶりのモナカを6つに割って母に食べてもらう。気をつけてねと言い添えて。
母は久しぶりのモナカをよろこんで少しづつ食べていた。

叔母さんも身体は万全ではないのでほどなく帰って行った。
Kちゃんがまた来るからと言ってくれた。

母はKちゃんの行動力にも感謝していた。
「友達に会えたよ」とずっとニコニコしていた。

「モナカまた半分づつ食べよう」
また半分づつ・・・
母は結局三つも食べた。
私は母がモナカまでも食べられるのがうれしかった。

家に帰ってから、兄と姉にKちゃんが叔母さんを連れてきてくれたこと、
モナカを三つも食べれたことを夜電話報告した。

皆びっくりしていた。三つなんて多すぎるよと口をそろえて言っていた(笑)
「だってあそこのモナカは小さいんだよ」
大食の私はやはり大食の母をとめることはできなかった。

うれしかった。
J病院で誤嚥性肺炎を心配されて一か月も絶食状態で治療を続けたかいがあった。
今は食べ物が食べれてすごく幸せなときなのです。
この幸せな時期が長くつづきますように。

ガンかと思った。

2011-11-01 13:17:36 | Weblog
町の検診をこの前受けて、甲状腺にコリコリがありますから内科受診してくださいといわれた。
2週間前内科にいって超音波検査を受け、甲状腺の働きを診るための血液検査をした。
自分では認識できないのだけど、超音波検査の結果やはり1センチ弱のコリコリがあるのだという。

甲状腺の機能検査の結果はすぐには出ないので結果は2週間後の昨日聞きに行った。
2週間前ドクターは橋本氏病が疑われると言った。橋本氏病ならこれと言って治療しなくてもいいらしい。
昨日の検査結果を聞きに行くのはやはりちょっと心配だった。
橋本氏病はヨードを採るといけないというので、この2週間おみそ汁にもワカメを入れるのを控えたりしていた。

橋本病なら甲状腺の機能が落ちているのだが、それは正常だった。

ドクターがではCT検査をしなくてはと、ちょっと緊張が走った。
甲状腺のガンは腫瘍の内でもたちが悪い方ではありませんよ、などと言う。
「悪性か良性か確かめる検査もしなくては・・・」

「悪性でもほおっておいていいんですか」

「悪性ならほおってはおけないよ」

良性の場合なら経過観察になることもあるという。

生まれて初めて造影剤をいれたCT検査を受けた。
夫や、92歳の母でさえも受けているんだと思うと、恐れも薄らいだ。

待合室ではもしガンならどこの病院に入院しようかと考えていた。
有名なI病院は遠いから、大宮のJ病院にしようか。
ガン保険には入っているから金銭的には大丈夫そうだし。

とにかくガンは早期発見が大事だから、戦わなければと
ガンを患ったけど手術して克服した、友や姉、果敢に戦いつつも亡くなったしまった友人などを思い浮かべていた。

CT検査の結果は・・・腫れとかはなくガンではないらしい。
先生の目が優しそうに映る。

「今母がガンなのでそのストレスのせいでしょうか」

ドクター「それは関係ない」

「もともとコリコリを持ってたのかもですね」と私は勝手に納得する。

ドクターは「目の大きい人がいるようにね」と同調してくれた。

先生にお礼を言い、ホッとして診察室をでる。半年後に経過観察に来ればいいのだという。
遅お昼のための買い物をして
帰りの自転車は足取り軽く帰ったけど、心配して待っているはずの夫はというと
外出か~

丈夫な女房を持ったのは唯一の幸せなんでしょうね(笑)