友達から教えてもらいました。
猫が好きな人も嫌いな人も
子猫の気持ちになって読んでもらえたらって思います。。。
猫捨てないで
犬すてないで
ちゃんと最後までつきあっていこうね。
『ママ、ママ、大好きだよ』
『ママもミー君のこと大好きよ』
『ママ、私もママ大好き』
『ママもマリちゃんのこと大好きよ』
『私だって大好きだもん』
『ママもミニちゃんのこと大好きよ、さあみんな、ねんねですよ』
ママ猫と、ミー君、マリちゃん、ミニちゃんは、仲良くねんね。
いつもとかわらない、四人の安らかで幸せな時間。
いつものように、幸せな「おはよう」があるはずでした。
・・・でも、目覚めた子猫たちの目に映ったのは、見たことのない景色。
『ココはどこ?どこなの?』
それ以上に、驚いて、悲しかったのは、ママがいなかったこと。
冷たい固い段ボールの中に、たった三匹…。
『ママーっ!!ママーっ!!』
何度も何度も、三匹の子猫は呼び続けました。
--------------------------------------------------------------------------------
何も食べてなくて、お腹がペコペコで、フラフラしてきた。
でも、僕たちは声が枯れるまでママを呼んだんだよ。何度も何度も…
力を振り絞って『ママーっ!!ママーっ!!』って。
でも、やってきたのはママじゃなかった。
たくさんの、人間たちがやって来た。
僕たちのことを『かわいい』『かわいい』と言って
乱暴に持ち上げたり触ったりしたんだよ。
怖くて怖くて…
痛くて、苦しかった。
僕たちは『かわいい』ってことの意味は分からなかった。
けど、凄く怖い言葉だと思ったの。
そんな人間がたくさん来て、去っていった一日…。
僕たちは、ヘトヘトになって眠ったよ。
ママのことを考えながら…
--------------------------------------------------------------------------------
朝がきたのに、一番おちびのミニちゃんは
いつまでたっても起きなかったの。
『どうしたの?ミニちゃん!』
僕ととマリちゃんは何度も何度もミニちゃんを呼んだけど
ミニちゃんは眠ったまんま
今度は触って起こそうとしてみたら
いつもポカポカで暖かいミニちゃんのお腹が、冷たかったんだよ。
『なんでミニちゃん冷たいの?』
『なんでミニちゃん起きないの?』
『なんでミニちゃん動かないの?』
僕たちはミニちゃんに話しかけたけど、ミニちゃんは返事をしなかった。
『マリちゃん、きっとミニちゃんは疲れて寝てるんだよ』
『そうだね、もう少し寝かせといてあげようか…』
そんな話をしていたら、また人間たちがいっぱいやってきたんだよ。
昨日と同じように僕たちを乱暴に持ち上げて
『かわいい』『かわいい』と言ったよ。
そしてミニちゃんを見て『死んでるね』『かわいそう』と言って
ミニちゃんを土の中に埋めてしまったの。
『やめて』って何度も言ったのに
『やめて』って何度も叫んだのに
僕たちは自分の力で箱の中からも出ることも出来ず
ミニちゃんを守ってあげることが出来なかった。
怖くて・・・悔しくて・・・涙がでた。
疲れきった僕たちは
二人身を寄せあって、眠ったんだ。
--------------------------------------------------------------------------------
次の朝、また人間がやってきた。
僕たちは怖くて怖くて、もうヘトヘトだったけど、声を振り絞って言ったんだよ。
『あっちへ行って!何もしないで!ママ助けて!怖いよ!』
でも、今度の人間は
何も言わずに、僕たちをそっと抱き上げた。
そして何処かへ…。
着いた場所は、なぜかママの香りがしたんだ。
僕たちは、その「ママの香り」に近付き…飲んだ。
『ママの味がするね』
『ミルクだよ、いっぱい飲んでね』 そう人間が言ったよ。
いっぱい飲んだら、お腹の中が熱くなって、ポカポカしてきた。
そして、久ぶりの暖かさに包まれて眠ったよ。
人間は、僕たちを二人だけにして、そっとしておいてくれたんだよ。
目が覚めるとあれだけ弱っていた身体が、少しだけ元気になっていたの。
横を見ると、マリちゃんも少し、元気そうだった。
そしてその人間がまた温かいミルクを持ってきてくれた。
『いっぱい飲んでね。ゆっくり仲良くなろうね』
そう言って、ちょっと離れたところから、僕たちを笑って見ていたよ。
次の日も次の日も、そのまた次の日も…
--------------------------------------------------------------------------------
ママへ
ママは元気ですか?ミー君だよ。
僕たちに、新しいママが出来たんだよ。
そのママは人間だけど、凄く優しいんだ!!
僕たちのしたいこと、嬉しいこと、なんでもわかってくれるママなの。
そうそう新しい名前が付いたんだよ『桃』って名前なんだ!
マリちゃんは『ラナ』になったよ♪
僕たちは元気だよ♪
幸せです。
でも僕たちは、本当のママの顔を良く思い出せなくなってきちゃったんだ。
桃
--------------------------------------------------------------------------------
作者&挿絵:落合崇秀陶房・落合崇秀
協力:ブログ友達♪
ブログ絵本を書いての後書きです。
http://blogs.yahoo.co.jp/ochiai_takahide_toubou/11608677.html
落合崇秀へのコメントはこちらにどうぞ。
http://blogs.yahoo.co.jp/ochiai_takahide_toubou/11608579.html
転載元
http://blogs.yahoo.co.jp/ochiai_takahide_toubou/20909600.html
最後まで読んで頂きありがとうございました。
共感してくださった方、是非、転載お願いします。
そしてお子様が居る方、子供さんに読んで聞かせてあげてください。
この絵本でこの世から捨猫、捨犬が少しでも減ることを信じて。
そして共感して転載して下さった方
1年後2年後にもう一度転載してください。
新しい人に見て貰えます。
その時赤ちゃんだったお子が理解できる歳に成っています。
是非、宜しくお願い致します❤ฺ(*◡‿◡✿ฺ人)❤ฺ
初掲載2008年2月10日
第2版~2008年2月14日
落合崇秀陶房
落合崇秀
猫が好きな人も嫌いな人も
子猫の気持ちになって読んでもらえたらって思います。。。
猫捨てないで
犬すてないで
ちゃんと最後までつきあっていこうね。
『ママ、ママ、大好きだよ』
『ママもミー君のこと大好きよ』
『ママ、私もママ大好き』
『ママもマリちゃんのこと大好きよ』
『私だって大好きだもん』
『ママもミニちゃんのこと大好きよ、さあみんな、ねんねですよ』
ママ猫と、ミー君、マリちゃん、ミニちゃんは、仲良くねんね。
いつもとかわらない、四人の安らかで幸せな時間。
いつものように、幸せな「おはよう」があるはずでした。
・・・でも、目覚めた子猫たちの目に映ったのは、見たことのない景色。
『ココはどこ?どこなの?』
それ以上に、驚いて、悲しかったのは、ママがいなかったこと。
冷たい固い段ボールの中に、たった三匹…。
『ママーっ!!ママーっ!!』
何度も何度も、三匹の子猫は呼び続けました。
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何も食べてなくて、お腹がペコペコで、フラフラしてきた。
でも、僕たちは声が枯れるまでママを呼んだんだよ。何度も何度も…
力を振り絞って『ママーっ!!ママーっ!!』って。
でも、やってきたのはママじゃなかった。
たくさんの、人間たちがやって来た。
僕たちのことを『かわいい』『かわいい』と言って
乱暴に持ち上げたり触ったりしたんだよ。
怖くて怖くて…
痛くて、苦しかった。
僕たちは『かわいい』ってことの意味は分からなかった。
けど、凄く怖い言葉だと思ったの。
そんな人間がたくさん来て、去っていった一日…。
僕たちは、ヘトヘトになって眠ったよ。
ママのことを考えながら…
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朝がきたのに、一番おちびのミニちゃんは
いつまでたっても起きなかったの。
『どうしたの?ミニちゃん!』
僕ととマリちゃんは何度も何度もミニちゃんを呼んだけど
ミニちゃんは眠ったまんま
今度は触って起こそうとしてみたら
いつもポカポカで暖かいミニちゃんのお腹が、冷たかったんだよ。
『なんでミニちゃん冷たいの?』
『なんでミニちゃん起きないの?』
『なんでミニちゃん動かないの?』
僕たちはミニちゃんに話しかけたけど、ミニちゃんは返事をしなかった。
『マリちゃん、きっとミニちゃんは疲れて寝てるんだよ』
『そうだね、もう少し寝かせといてあげようか…』
そんな話をしていたら、また人間たちがいっぱいやってきたんだよ。
昨日と同じように僕たちを乱暴に持ち上げて
『かわいい』『かわいい』と言ったよ。
そしてミニちゃんを見て『死んでるね』『かわいそう』と言って
ミニちゃんを土の中に埋めてしまったの。
『やめて』って何度も言ったのに
『やめて』って何度も叫んだのに
僕たちは自分の力で箱の中からも出ることも出来ず
ミニちゃんを守ってあげることが出来なかった。
怖くて・・・悔しくて・・・涙がでた。
疲れきった僕たちは
二人身を寄せあって、眠ったんだ。
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次の朝、また人間がやってきた。
僕たちは怖くて怖くて、もうヘトヘトだったけど、声を振り絞って言ったんだよ。
『あっちへ行って!何もしないで!ママ助けて!怖いよ!』
でも、今度の人間は
何も言わずに、僕たちをそっと抱き上げた。
そして何処かへ…。
着いた場所は、なぜかママの香りがしたんだ。
僕たちは、その「ママの香り」に近付き…飲んだ。
『ママの味がするね』
『ミルクだよ、いっぱい飲んでね』 そう人間が言ったよ。
いっぱい飲んだら、お腹の中が熱くなって、ポカポカしてきた。
そして、久ぶりの暖かさに包まれて眠ったよ。
人間は、僕たちを二人だけにして、そっとしておいてくれたんだよ。
目が覚めるとあれだけ弱っていた身体が、少しだけ元気になっていたの。
横を見ると、マリちゃんも少し、元気そうだった。
そしてその人間がまた温かいミルクを持ってきてくれた。
『いっぱい飲んでね。ゆっくり仲良くなろうね』
そう言って、ちょっと離れたところから、僕たちを笑って見ていたよ。
次の日も次の日も、そのまた次の日も…
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ママへ
ママは元気ですか?ミー君だよ。
僕たちに、新しいママが出来たんだよ。
そのママは人間だけど、凄く優しいんだ!!
僕たちのしたいこと、嬉しいこと、なんでもわかってくれるママなの。
そうそう新しい名前が付いたんだよ『桃』って名前なんだ!
マリちゃんは『ラナ』になったよ♪
僕たちは元気だよ♪
幸せです。
でも僕たちは、本当のママの顔を良く思い出せなくなってきちゃったんだ。
桃
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作者&挿絵:落合崇秀陶房・落合崇秀
協力:ブログ友達♪
ブログ絵本を書いての後書きです。
http://blogs.yahoo.co.jp/ochiai_takahide_toubou/11608677.html
落合崇秀へのコメントはこちらにどうぞ。
http://blogs.yahoo.co.jp/ochiai_takahide_toubou/11608579.html
転載元
http://blogs.yahoo.co.jp/ochiai_takahide_toubou/20909600.html
最後まで読んで頂きありがとうございました。
共感してくださった方、是非、転載お願いします。
そしてお子様が居る方、子供さんに読んで聞かせてあげてください。
この絵本でこの世から捨猫、捨犬が少しでも減ることを信じて。
そして共感して転載して下さった方
1年後2年後にもう一度転載してください。
新しい人に見て貰えます。
その時赤ちゃんだったお子が理解できる歳に成っています。
是非、宜しくお願い致します❤ฺ(*◡‿◡✿ฺ人)❤ฺ
初掲載2008年2月10日
第2版~2008年2月14日
落合崇秀陶房
落合崇秀