歳時記

日々楽しく日々笑顔で

ひろたんとのお別れ

2011年01月23日 | Weblog
今東京から帰ってきました。
あわただしい二日間
トラちゃん夫婦のおかげでゆっくりとひろたんとお別れができました。
訃報を知り、迷うことなく東京行きを決めました。
当初は夜行バスで行こうと思っていましたが
トラちゃんが、うちに泊まればいいよって言ってくれた。
素直にお言葉に甘えた。

空港まで迎えに来てくれてその足でひろたんが眠る病院へ行きました。
ひろたんの旦那様がわざわざ時間を延長してもらって待っていてくれました。

急なことで私が行くことで迷惑はかけたくはない。
けれどもどうしても、ひろたんに会いたい。
そんな気持ちだけでした。

ひろたんと対面しました。
やさしいおだやかなきれいな顔で眠っていました。
わ!!!と起きだしてきそうなおだやかに眠る顔
私が知る中で、笑顔の次にいい顔をしていました。

顔を見たらほっとした。
ひろたん、楽になったね
今はもう身体きつくないよね
あんた来るなって言ったけれども、来たわよ、文句ある?
金沢の「生さだ」同行者に入れろっていってたけど
はずれたわよ(笑)
人にあれこれ頼んでたくせにどうするのよ
いっぱいいっぱいひろたんに話しかけたよ。

トラちゃん夫婦、私、ひろたん旦那様
いつも楽しい笑顔ですごしてた5人
大泣きしたり笑ったり、ゆっくりと1時間の時間を過ごすことができました。

ひろたんは大きな異常が見つかり緊急入院となりました。
いつも入院するときや、身体の変化は伝えてくれていて
今回の入院はとても不安を伝えていました。
もちろん今までにもたくさんそういったことがありました。

彼女は身体にたくさんの病気を抱えていました。
足も悪かったです。透析もしていました。
目は片方だけです。
けれども残りの視野も1年前に20度以下の視野になってしまいました。
耳も悪いです。

一人では抱えきれない程の不自由さ
時には弱音を伝えた時もあったけれども、ほんのひとときだけ。
いつも周りの気遣い、人を喜ばせたり驚かせたりして
幸せそうに笑ってくれていた。
そんなひろたんが大好きだった。

人とのあり方をひろたんからいっぱい教わった。
おかげで私はたくさんたくさん変われた。
あの人との出会いが、私を大きく変えてくれた。

安らかに眠るひろたんは
もう私たちと一緒に過ごすことはできないけれども
いつかまたひろたんと会える
その時までしばらくお別れ

お葬式には出ることはかなわないので
こうしてゆっくりしずかにお別れができたから
私はそれで満足しています。

出会ってくれてありがとう
仲良くしてくれてありがとう
叱ってくれてありがとう
いっぱいがんばってくれてありがとう
けれども私は、もっともっと一緒に時を過ごしたかったよ。
ひろたんだって本当はもっともっと生きたかったよね。

私はひろたんのことを話し出すと
涙がまだまだ止まりません
けれどもいつまでもそんなではまた
あなたに叱られますね

ひめちゃん
いいかげんにしておきなさい
めそめそは似合わないよ
ないてかわいいのは若い女だわよ

きっとそう言う(笑)

天国では
いっぱい走って
きれいな風景をいっぱい見て
おいしいお酒を飲んで
まっさんの歌を大音量で思い切り聞いてね



写真は
さださんのディナーショーに誘われて1枚
銀河食堂での柳家一琴さんの落語会で
そして昨年のカウントダウンコンサートに一緒に行った日

いっぱいいっぱいありがとう。

いつも何かあると、レポを書け書けとうるさく(笑)
なので今回はあなたに会いに行ったレポを書きました^^

安らかに
どうかどうか
安らかに

合掌

追伸
御通夜は26日 葬儀は27日とのことです。
どうかその時に、ひろたんとご縁のあった方は
遠くからでもどうかひろたんのことを思い出しながら
手をあわせていただけたらと思います。