小学5年生の 娘の話です。
夏休みの作品に、ディズニーシーにある、ガッレリーア・ディズニーをつくると、張り切りました。
はて、何で 作るつもりなのか・・・。
子どもの工作は、子どもの力だけで 作るもの、
はたまた、親の手を借りて、一緒に作るもの・・・。
賛否両論 ありますね。
私は、断然 計画から制作まで 子どもの力だけで 取り組むものだと思っていました。
それじゃないと、子どもの作品の 意味がない気がするし、親が張り切ってしまい、ぎすぎすした空気になるに 違いない。
実際、私の父もそうでした。
張り切っていたわけでは ないのでしょうが、簡単に言えば、未熟さを 許してはくれなかったのです。
曲がったことは、きらいな いわゆる頑固オヤジなんですね。
今の娘と 同じくらいの頃にクラフトペーパーと、竹籤を使って、お魚のモビールを作った事がありました。
線が ちょっとでも曲がってしまったり、カッターの使い方が違うとか うまくいかなくて、
何度も怒られ、泣いて作ったのを よく覚えています。
本当に恐かった・・・。
同じようなことで、兄たちや 姉も泣いていたことも 何となく覚えています。
未熟なんだから、うまくできないのは当たり前、泣かせるほど 口を出すことはなかったのでは・・・
なんて親となった今でも思いますが、
こうして 色々作り物をしていると、あれだけ怒られ 泣いただけ 自分は器用になったんだな・・・
って、感謝しているのです。
今でも、父の手先の器用さには 勝てませんが、何でも作れる できた喜びや 人から好評価をいただけるのは、
厳しかった 父のおかげなんです。
もちろん、縫い物や 編み物などをしていた 母や、祖母の姿もみていたから。
そう言えば、亡くなった祖父も 本当に器用で、わらやつるなんかで、かごを編んだり、
その辺の木を削って、竹馬を作ってくれたり、自転車のパンクもすぐになおしてくれたな・・。
家も造れるし(大工じゃないのに)。
じーちゃん、すげー☆
きっと、じいちゃんのじいちゃんも すごい人だったんだろうな。
話は、かなり それてしまいましたが・・・。
私は、子どもの工作には 反対でしたが・・っていう話だった。
小学校1年生の 担任の先生に、「ぜひ、お子さんと一緒に制作してください」と 書かれたプリントをもらいました。
一緒に考え アイディアを練ったり、一緒に失敗しながら 出来上がる喜びが、子どもの成長にもいいからと。
一緒に作る中でも、アイディアを尊重したり、難しいところは手伝ったり、時には見守るだけにしてみたりと、
親としての 手助けをするのが理想なんですね。
なので、私は子どもの工作は 一緒に作るに賛成です!!
そして、今回 夏休みの作品の、ガッレリーア・ディズニーを作ると 意気込んでいましたが。
しかし、今年は8月のイベントに出展の予定でしたので、ギリギリになって作ると、
あまりお手伝いができないと 子どもに話しておきました。
夏休み前から、何度か尻をたたきながら、やらせるというスタート・・・。
あれ?
かっこいいこと言っておいて、娘 スタートからダメじゃん(汗)
はい!!
突っ込んでくださって 結構です。
何で作る・・・とか、どのように組む・・・とか、細かいところはどうするとか・・・。
全然考えてない!!この子!!
しまいには、「 本物を見てみないと 作れない・・・」 という言い訳(怒)
ガッレリーア・ディズニーを いろいろな角度から眺めて、写真を撮って、持ち帰ってからの 制作だと強気。
何で作るか知らんけど、ディズニー旅行から帰ってきて 10日程度で作るつもりか・・・君は・・・?
泣くのは あなた・・・
いや、結局できなくて 多少の手助けを求められて、自分の制作が進まなくて、泣くのは私・・・。
結局泣くのは、昔も今も私じゃないですか・・・(汗)
「知らないよ、知らないよ・・・」と脅しをかけても 全く聞かず・・・
ついに、旅行当日。
初日のシーでは、撮ってきた気配はなく・・。
三日目の朝も、作品の ”さ ”の字も出ない・・・。
結局、時間がなくて、帰りのバスまで走るのは、いやなので・・・。
はい・・・撮ってきました。
悪い親だ・・・。
全体と
看板
これは、ガッレリーアディズニーの、出入り口になるのかな・・・
アーチ型レンガの通り
アンティークな柱
出入り口の扉の様子
格子
窓
これは、ガッレリーアディズニーの窓だったか・・・。
街灯や
タイルの様子まで
自分から、撮りに行く!
と 言い出すのを きたいしていましたが・・・。
結局、帰るまで 言い出さないまま・・。
バスの中で、「写真は?」と こちらから聞いてしまい・・・
「あ・・・。」
なかなかの、度胸ですね・・・(沈)
そして、自宅に帰った次の日、
何もせず(怒)
次の日、
何もせず(努努)
昼に ディズニーから送ったお土産が届き、
一通り出して、盛り上がり おやつを食べてから、
何もせず・・・
・・・・・
・・・・・
(激怒)
正座をさせて、怒りました。
もちろん、泣かせました。
ディズニー直後なのに~(泣)
気分よかったのに~(泣)
子どもって、こんなもんかなぁ・・・。
そして、約束通り あまり手伝わないで、見守ることに。
残りの時間で、またもやギリギリ・・・(泣)
それでも自分で 何とか作りました。
紙粘土です。
レンガのアーチ
タイル
通りと出入り口
ペンで、書いてるし・・(沈)
一本だけ 見本で作った柱。
あとは、自分で 形を整えて欲しかったのに、そのまま使ってるし。
他の柱、それでいいの~??
タイル、線引いただけ・・・
奥の壁、中途半端(泣)
それで、満足なんですか~?
「できないんだから、絵でもかきなよ。」
なんて、言ってみたら 泣いて「絶対作るんだ~」と、言い張ってたのに。
子どもだからね・・・。
はぁ・・・。
父の、おしかりが イタイほどよくわかる。
これ以上言うと、意欲をなくしてしまうような気がして。
よしと してしまいましたが・・・。
もう少し、細かいところまで 気を使って欲しいし、できないならできないなりに、
失敗して 手こずってでも やって欲しいな。
子育てって、難しい。
娘さん、ディズニーが楽しすぎて、すっかり忘れてしまったんでしょうね。ぐっと耐えて写真を撮っておいてあげるひなたぼっこさん、おやさしいです。
私も課題はギリギリまでやらないタイプの子供でしたので、親の苦労がしのばれますが・・・σ(^_^;)
がっつり手伝ってあげるのは簡単で、多くを手伝わずに見守る方が、実は難しいということでしょうか。
息子が大きくなったら直面しそうな問題なので、考えさせられました。
それにしても、ご家族の皆さんも手仕事をされるということで、素敵ですね。私はそういう存在が周りにいなかったので、大人になってから自分で興味を持って始めた感じです。
ひなたぼっこさんの手仕事も、徐々に娘さんに受け継がれていくと思います(*^-^*)
結局、あれこれ口を出しても、親の背中をみて育つのでしょうね・・・。
わかっているのに、できない・・・私もそんな事がよくあるので、やっぱり私を見て育ったのかしら(汗)
いいところだけ、受け継いで欲しいです(笑)
今、娘に必要なものを、伸ばしてあげたり、今一度考えさせたり・・・作品そのものよりも、そういった部分を、見直さなければならないですね。
新しい、世界の趣味を見つけるって、素敵なことですね☆花さんが、うらやましく思います!!
ご主人や、息子さんも、花さんの手作りの物をを身につけられて、幸せなんですね~☆
素敵です!!