(そんな言葉はないぞ) うん、何かいい名前作ってほしいよね。「ばらちらし」とか。(サイテー) ブルガリアン・ミックスとしとこうか。
「何じゃこりゃあ?」というのは、石集めの楽しさの一つ。
初めの頃はしょっちゅうあったけど、だんだん少なくなってきたのは致し方ない。
しかしこの商品写真を見た時にはびっくりしましたねえ。ちびちびのいろんな結晶がわんさか固まっている。ほんと何これ? の驚き。
Mineral Quest さん産。ブルガリア産。長辺45ミリ。
類似の標本がいくつか並んでいて、お店の説明では、「熱水鉱床で産する様々な鉱物群です」(君の好きな「水成鉱物」ですなw) 「パイライト(黄鉄鉱)、キャルコパイライト(黄銅鉱)、ガレナ(方鉛鉱)、スファレライト(閃亜鉛鉱)、クォーツ(水晶)、カルサイト(方解石)、クローライト(緑泥石)等で構成されてる標本が多いです」「金色→黄銅鉱、白っぽい金色→黄鉄鉱、銀色→方鉛鉱、黒・オリーブ色→閃亜鉛鉱、濃緑・抹茶色→クローライト」とある。
買ったものは「クォーツ、パイライト、キャルコパイライト、スファレライト」と書かれていました。
写真では写らないけど、きらっきらのきらっきら。
そして細部を覗き込むと、まあ何というか……何と言うんでしょう。(何か言えよ)
とにかくいくつも貼る。
(こんなに貼ったら飽きるだろw)
オジジの老眼に加えて鑑別知識もないので、どれがどれだかは定かではない。(なんだよw)
パイライトがミニサイズながら結晶の表面模様をきちんと見せて金色に輝く。水晶が軽やかな光を添える。赤紫はスファレライトか。
しかし水晶が他と一緒にちびちび結晶になっているのは何となく笑える。サイズお付き合いしたのか?
お宝の山、という感じですな。痺れる。
おまけにちょびっと蛍光したりもして、サービス満点。
しかしこれ、不思議なのは、母岩にがっしりついていた痕跡がないのです。全面細かい結晶がびっしり。どういうことですか?
熱水の中でできたとしても転がれば結晶はばらばらと落ちてしまう。どうやってこの「全面結晶まぶし」ができたのか、さっぱりわからない。
そしてこれ、けっこう落ちるんですわ。写真を撮る時に回していたら、ぽろぽろと4つくらい落ちたorz。この落ちた結晶もまた美しいのですけど。
* * *
スファレライトやパイライトやガレナなどの混合というと、シャーレンブレンドが思い浮かびますね。あれは丸模様。結晶ではない。急速に冷えたとか。こちらは短い時間だけどゆっくり冷えたということなのかな。
硫化鉱物主体というからには、酸素や二酸化珪素が少ないということなのでしょう。特殊なマグマや熱水なのですかね。
シャーレンブレンドはボーランド産。こちらはブルガリア産。似たようなものだ。(こら。全然離れてるわw) あのあたりは何となく大陸の真ん中でマグマ隆起が起こるような地形なんかありそうもないイメージだけど、違うんでしょうね。
ブルガリア産というと、淡くて美しいアメジストをちょくちょく見ます。うちにも一つある。
けど、ブルガリア産のほかの鉱物というのはあまり目に付かない。これは新しい鉱床なのかな。
ともあれ、いろいろな元素を溶かし込んだ熱水が地中深くの空洞の中で、こんな細やかな造形を生み出す。その神秘に驚嘆するばかりです。
高いものではないけど、あちきのお宝の一つになりそう。