![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/22/74c7f78ef3718fd279ba6ff1ff36a262.jpg)
先日小学校低学年紙トンボ教室を開きました。その時の反省を投稿の最後に掲載していますが、計画どおりにはいかず壊れるものが多くありました。原因は事前に子どもたちの遊びを想定して使ってみたんですが壊れなかったんです。「大丈夫」と思って実施しましたが、想定以上に遊んでくれて壊れてしまいました。①接着剤の強度不足②ノリの剥がれ でした。急遽剥がれを防止するために竹串の軸にゴム板を差し込んで抑えとしました。
今回は456年の中高学年です。もっと激しく遊びます。そこで画用紙と竹串の接着部分に瞬間接着剤を加えて補強しました。当日も剝がれることがあったらすぐ治せるように瞬間接着剤を持参します。
ノリの剥がれは、ゴムを刺して羽を抑えることにしました。ゴムを最初から竹串の軸に刺して提供します。
他に低学年と違うところは、筒に短冊は2つだけ貼っておいて、あとの2つは自分で貼ってもらうようにしました。当然、その2つは自分で穴も空けなければいけません。作業量をぐっと増やしました。
参加者が30人と多いので作り方のプリントを作りました。最後に紹介しますのでご覧ください。
まず作り方をわかり易く紹介します。
児童一人当たりに提供する材料です。あとノリとハサミが必要です。画鋲と竹串は私の方で「穴あけコーナー」を設けて準備します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/c8/067b1fb6c33fd02d8f4cd0e126fde9c7.jpg)
筒に短冊を貼ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/fc/4f7b9c3c44013ed148d37444029aa8da.jpg)
貼るのは2枚ですが、次のABのどっちを貼るか”自分の手”と相談してやりやすい方を貼ってください。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/27/44bc28dfab3ab7191ce6ea8f03a31b4d.jpg)
短冊を貼ったところが「羽」になりますが、その中心に軸をとおす穴を空けます。
羽の価値は筒の曲面にありますから、つぶしたり折り曲げたりすることはできません。十分注意して穴を空けます。
まず、小さな穴を画鋲(がびょう)で空けて、そこに竹串をとおして竹串のとおる穴を空けます。ゆっくり回しながら。指をそえて。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/95/0214b2894f431f5dc626494e74252b48.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/53/98f44ed4d46a1f4b15544ef31f651361.jpg)
筒から羽を切り取ります。そのとき曲げたり折ったりしないよう注意してください。
まず羽4つを大まかに切り取ります。更に大まかに切って少しずつ小さくします。直接短冊をギリギリに切っていくと、曲げたり折れたりするなど切りにくいです。一回に切り込みが5mm以下になるよう少しずつ少しずつ切っていってください。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/ff/9abc05ed7d5bfb959ab76addbafd2220.jpg)
ここで4つの羽が切り取れました。
羽は高速で回転するので危険です。図④のように角(かど)を少し切り取ってください。
軸に羽をノリで接着します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/04/0db6435597407d6ed3a39a5d94a27527.jpg)
最後にゴムを刺して羽を押さえますが、接着して「すぐ遊ぶ」ための工夫です。遊んでる間にノリが乾いて接着します。
これで紙トンボの完成です。
最初に紹介した説明のプリントです。図をクリックするとダウンロードすることができます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/56/8c09ea1f75767c2bdb86a7800b0c20d6.jpg)
9月15日(金)最寄りの小学校のクラブ活動に行ってきました。日頃指導に当ってくれる先生は2人いるんですが、本日は事情があって一人だけでした。児童は一生懸命に取り組んでくれたのですが、作り方のプリントを読むことが難しいらしく細かなところが徹底しませんでした。ノリを付けないでゴムで押さえているだけ。穴空けや切り取りでは羽を平気で折り曲げてしまったりと不十分なところが多かったです。
しかし、先日の反省から修正したところは完璧に直っていました。瞬間接着剤を持参しましたが、出番はありませんでした。
最後に「先生、材料を分けてもらえませんか。」という児童がいました。弟たちに作ってあげたいということでした。余っていた2人分の材料を提供しました。
また、窓の外から「先生、私にももらえませんか!」という生け花クラブの児童が声をかけてくれました。「いいよ、ちょっと待って」といって紙トンボを作ってあげました。お姉ちゃんが作って遊ぼうクラブで妹が生け花クラブでした。お姉ちゃんが”紙トンボ”をくれないので私に頼んだようでした。色々あります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。2学期も頑張ります。
今回は456年の中高学年です。もっと激しく遊びます。そこで画用紙と竹串の接着部分に瞬間接着剤を加えて補強しました。当日も剝がれることがあったらすぐ治せるように瞬間接着剤を持参します。
ノリの剥がれは、ゴムを刺して羽を抑えることにしました。ゴムを最初から竹串の軸に刺して提供します。
他に低学年と違うところは、筒に短冊は2つだけ貼っておいて、あとの2つは自分で貼ってもらうようにしました。当然、その2つは自分で穴も空けなければいけません。作業量をぐっと増やしました。
参加者が30人と多いので作り方のプリントを作りました。最後に紹介しますのでご覧ください。
まず作り方をわかり易く紹介します。
児童一人当たりに提供する材料です。あとノリとハサミが必要です。画鋲と竹串は私の方で「穴あけコーナー」を設けて準備します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/c8/067b1fb6c33fd02d8f4cd0e126fde9c7.jpg)
筒に短冊を貼ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/fc/4f7b9c3c44013ed148d37444029aa8da.jpg)
貼るのは2枚ですが、次のABのどっちを貼るか”自分の手”と相談してやりやすい方を貼ってください。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/27/44bc28dfab3ab7191ce6ea8f03a31b4d.jpg)
短冊を貼ったところが「羽」になりますが、その中心に軸をとおす穴を空けます。
羽の価値は筒の曲面にありますから、つぶしたり折り曲げたりすることはできません。十分注意して穴を空けます。
まず、小さな穴を画鋲(がびょう)で空けて、そこに竹串をとおして竹串のとおる穴を空けます。ゆっくり回しながら。指をそえて。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/95/0214b2894f431f5dc626494e74252b48.jpg)
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筒から羽を切り取ります。そのとき曲げたり折ったりしないよう注意してください。
まず羽4つを大まかに切り取ります。更に大まかに切って少しずつ小さくします。直接短冊をギリギリに切っていくと、曲げたり折れたりするなど切りにくいです。一回に切り込みが5mm以下になるよう少しずつ少しずつ切っていってください。
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ここで4つの羽が切り取れました。
羽は高速で回転するので危険です。図④のように角(かど)を少し切り取ってください。
軸に羽をノリで接着します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/04/0db6435597407d6ed3a39a5d94a27527.jpg)
最後にゴムを刺して羽を押さえますが、接着して「すぐ遊ぶ」ための工夫です。遊んでる間にノリが乾いて接着します。
これで紙トンボの完成です。
最初に紹介した説明のプリントです。図をクリックするとダウンロードすることができます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/56/8c09ea1f75767c2bdb86a7800b0c20d6.jpg)
9月15日(金)最寄りの小学校のクラブ活動に行ってきました。日頃指導に当ってくれる先生は2人いるんですが、本日は事情があって一人だけでした。児童は一生懸命に取り組んでくれたのですが、作り方のプリントを読むことが難しいらしく細かなところが徹底しませんでした。ノリを付けないでゴムで押さえているだけ。穴空けや切り取りでは羽を平気で折り曲げてしまったりと不十分なところが多かったです。
しかし、先日の反省から修正したところは完璧に直っていました。瞬間接着剤を持参しましたが、出番はありませんでした。
最後に「先生、材料を分けてもらえませんか。」という児童がいました。弟たちに作ってあげたいということでした。余っていた2人分の材料を提供しました。
また、窓の外から「先生、私にももらえませんか!」という生け花クラブの児童が声をかけてくれました。「いいよ、ちょっと待って」といって紙トンボを作ってあげました。お姉ちゃんが作って遊ぼうクラブで妹が生け花クラブでした。お姉ちゃんが”紙トンボ”をくれないので私に頼んだようでした。色々あります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。2学期も頑張ります。
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