愉快的生活~上海~

2009年4月から始まった上海生活の中での新たな出会いや発見、中国語の勉強法など。

心の中にいつでもヨガを。

2013-01-28 22:57:38 | 上海でヨガ
上海で夫婦共々お世話になっている、ヨガのユキコ先生がアメリカ人のご主人の本帰国に伴い、アメリカに引越されることに。
そんなわけで、ユキコ先生のレッスンは、あと残すところ今週の土曜日のみとなった。

私がタイに長期出張していた去年の3月4月の間に、夫が一念発起して一人で通い始めたヨガのレッスン。彼にしてみれば、ヨガレッスンへの参加など、清水の舞台から飛び降りるくらい思い切った決断に違いなく、私も相当びっくりしたものです。

良い意味で彼の中の『ヨガレッスン』のイメージを覆したらしく、またユキコ先生の指導がとても彼には合っていたようです。
かれこれ、10ヶ月に亘るヨガレッスンで、彼の身体はみるみる変化を遂げたのだから、これまた私はびっくりです。

ユキコ先生の指導は、かなり細かい。レッスン中、一つのポーズをとる際の、なんと説明の多いことか。普段、意識がいかない細かい身体の奥の筋肉に意識をしながら、じっくり呼吸をすると、自分の身体のその日の調子みたいなものに気づくことができる。

もうじき、上海でのレッスンが終わるということで、先日のレッスンではこんなことを言ってられました。

ポーズを取ることがヨガではなくって、日常生活の中にいつもヨガはある、座ってるとき、立っているとき、歩いてるとき、意識をそこに集中するだけで、身体は鍛えられる、と。
当たり前のように、耳が聞こえること、朝起きて、周りのものがちゃんと見えること、味わえること、すべての自分の健康な体にもっと感謝しよう。
自分の思い次第で人はいくらでも幸せになれる、というようなことも。
そう、幸せかどうかなんて、自分が感じること。
ついつい私たちは人の幸せと自分のそれとを比べがちだけれど、人と比べたって仕方ないよね。自分は自分なんだから。

ユキコ先生は、「人に笑顔でいてもらいたいから、いつも自分から笑いかけるようにしてるの」と、いつも彼女はカラカラと笑っていう。
ほんと、そのとおりです。

この上海の地で、こんな素敵な先生に出会えたご縁に感謝です。

夫くんにとっては、大げさでなく、劇的な出会いだったと思う。

出会いもあれば、別れもあるけれど、上海で出会ったユキコ先生が遠くアメリカでの新生活の風を上海の私たちに届けてくれることが、これからの楽しみでもあるかな。

また、絶対何処かで先生のレッスンを受けれるはず!

その日まで、自分のヨガを続けて行こうと思う