愉快的生活~上海~

2009年4月から始まった上海生活の中での新たな出会いや発見、中国語の勉強法など。

関西人とお好み焼きについての考察

2013-02-02 22:59:02 | 生活 ~上海~
月に1度は必ず関西人の夫が言いだす、「お好み(焼き)食べよか」というフレーズ。

もちろん私も大阪人なので、お好焼きは大好き

上海のアパートメントでも、お好み焼きを作るのは作るけれど、鉄板で焼くときにでる煙を火災警報器が察知して作動するようで、毎回、必ずセキュリティから内線がかかってくるの

「大丈夫ですか?!煙が出てるようですが
「は、はい 料理してるだけですから・・・」

毎回お好み焼のたびにこのやりとり

今日も、ジャンジャン構わずに焼いてたけど、今日はお咎めなしだったなー。もう諦めたのかな

さて、肝心のお好み焼。

ずぼらな私は、毎回目分量でざっくり焼くの。
そしたら、だいたい初回の1枚はゆるかったり、粉っぽかったり。ちょっとハズレな感じになることもしばしば。
で、最後の3枚目か4枚目くらいでようやく、そうそうこれこれ~っていうのが出来るの。

夫のお好み焼きに対する執着心はけっこうなものだったらしい。
そんな私のいい加減なお好み焼に対する姿勢みたいなものが、我慢ならなかったのか、「今日はちゃんとレシピに従ってオレがやる」と言いだした。

鉄板の横に材料と量りを置いて、万全な態勢で材料を調合してお好み焼を焼き始めたら、

結果、1枚目から理想的なお好み焼が出来まして



私に最後まで手出しさせることなく、美味しいお好み焼を私に食べさせてくれて大満足な夫

次回からはお好みはオレがやるわと、超ご機嫌さんで私は一石二鳥 これぞ、WIN ・ WINの関係

これって何でもそうなのかもね
自分のテリトリーじゃないから、まあこんなもんやし仕方ないか、と甘んじて受け入れてきたことでも、思い切って自分なりのやり方でやってみたら、意外に良い結果を出せたりして。

というわけで、我が家は夫を褒めそやして、どんどん彼の出来る家事のメニュー増加中です

それにしても、恐るべし、関西人のお好み焼きに対する執着心
夫の行動パターンまで変えてしまうとは、恐れ入ったのでした。