hiro_tagebuch

アマチュアVn&Va弾きの日記です

ナショナルテアター

2009-03-04 08:27:47 | インポート
遂にバイエルン州立歌劇場:ナショナルテアターに行きました
先日のゲルトナーの「椿姫」が良かった勢いもあり、同じベルディの
「ファルスタッフ」
観てきました


↑ よく観光ガイドにも載っている外観です。


まず、歌劇場そのものの感想ですが、
「デカイ、絢爛豪華
縦横斜め、何から何まで大きいです。
でもってエントランスから社交フロアまで、シャンデリア、装飾がいっぱい。
そこここに、音楽監督や作曲家の銅像(顔だけですけど)があり。
それだけで一大観光スポットですね。


↑ 上手から舞台、オケピを。



↑ 舞台正面のおそらく貴賓席

ちょっと大きすぎて、、、個人的にはゲルトナーの方が落ち着くかな、
と思ってしまいました
(ちょっと話それますが、銅像の中にプッチーニがあります。必見です

ファルスタッフですが、やっぱりベルディは面白いですね。
最後まで飽きさせない面白さがあります。喜劇なんですが、
イタリア語だったし(ドイツ語でも同様なんですけど)笑いどころは
よくわからなかったのですが、仕草等からも、笑えます。

ソリスト群の力はさすがです
あの大きなホールで、オケを従えてる中で声を全体に響かせる力があります。
でもって、甘く芯のある強くて丸い声(って表現するの難しいですよね、
本当にすばらしい声です)。
このブログで何度も書いていますが、やっぱり人の声には敵わないなぁ、と。
フォード夫人、ナンネッタの声が素晴らしかったです。

で、ちょっと嬉しいサービスが
一幕と二幕の間、ピットを覗いていたら、コンマスが楽譜にメモしながらいろいろ
弾いていました。本番中でもいろいろチェックするんだなぁ、などと思っていたら
そのうち、、、

そこここに置いてある皆の楽器を触りだし、まるで楽器比べ。
でもって何を弾いたかというと、
  シャコンヌ
  ベトコン
もうバリウマ
腕も音色も文句無し!!それだけで入場料払いますっ
自然に会場から拍手が(もちろん私も大拍手)


ちなみに席は、、、
何も知らずに予約したら、なんと、
「舞台は全く見えず、音楽だけを聴いてスコアを楽しむ席」
だそうで。そんなのあるんだってびっくり(常識ですか?)
もちろんそれじゃ嫌なので、立ち見してました。
かえって舞台は良く見えてよかったかも。
ちなみに火曜の夜というのに、99%埋まっているんでないかい、って
いうほど満席でした、さすが


参考までに、立ち見で疲れて、ちゃんと食べる元気がなかったので、
夕食はバーOーキOグでした。
久しぶりに美味しかったかも。


なので

休肝日