午前中の大人のクラスのモチーフに使ったアルストロメリアを、午後の子供のクラスが終わった後、一人、向かい合って描いている。いつもは疲れて、描くどころではないのに、この花は何故か私を呼んでいる。
もの言わぬ花を描いていると、まるで、花たちの願いや揺らぎ、全てを任されて、絵という表現を通して代弁しているみたいに錯覚する。"もう、明日には同じ姿ではない″と…。
もの言わぬ花を描いていると、まるで、花たちの願いや揺らぎ、全てを任されて、絵という表現を通して代弁しているみたいに錯覚する。"もう、明日には同じ姿ではない″と…。