Hiroko Inagaki 絵のおはなし

絵描きの小さな日常をつづりました。
Hiroko Inagaki のブログ

ルーツ

2016-02-08 | アートについて
先日、にいはる美術の沢田先生にお誘いを受けて、にいはる美術20周年の和久洋三さんのワークショップに参加させていただきました。実は沢田先生にお誘いを受けるまで、和久さんの存在は知りませんでした。和久さんは子供の木の玩具の有名なデザイナーさんで沢田先生が美大を出て、弟子入りされたのが和久先生でした。沢田先生とも、本当に不思議な縁で知り合って10年以上経ちますが、沢田先生の子供達への思いが、和久先生のような方の出逢いからなんだとやっと知ることができました。
和久先生の積み木はとてもシンプルで、でもとても計算された積み木で、作る側を選ばない、誰でもが自分の世界を作り上げることが出来る積み木でした。


まず、和久さんや大人の人を囲んで円柱を作り上げていきます。小さな積み木なんですが、全然崩れないんです。。

それを中にいた大人の人が崩していって、トンネルを作ったり。

最後はトンネルの穴を大きくして、全て崩してしまいます。綺麗な音で崩れますよ。

今度は、自分の好きなものを作ります。それをみんな繋げていきます。

可愛らしい子供のお城ができました。
今回のテーマは”つながる形、つながるこころ”なんだか、わかった気がしました。

講義も聞かせて頂いて、先生はいろいろな子の気持ちを受け止めて、ここまでいらした方なんだなあ。。と思いました。

最後の記念撮影、本当に楽しい時間でした。

この写真は先生のお家でこの日、ご馳走になったもの。
お腹の中もホッコリしました。自分はこれからどこまでできるかなあ。。と考えさせられた1日でした。
コメント
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