Hiroko Inagaki 絵のおはなし

絵描きの小さな日常をつづりました。
Hiroko Inagaki のブログ

達成感

2016-02-14 | ピッピ保育園☆
こんにちは、ここ最近は、寒かったり暖かかったりで、体調管理、本当に難しいですね。。今月のピッピ保育園の授業も、インフルエンザが流行しているらしく、お休みが多かったです。。先生たちもさすがに予防としてマスクをされていました。。。(ちなみに私はしないで乗り切りました。もし私がブログの更新が滞ったら、インフルになったな。。って思ってください。)
さて、今回の授業はアクリル絵の具を使って、絵を描こう。。!です。今回は保育園を卒業する子も何人かいるので、モチーフも色々用意して、観察して描いてもらいました。アクリル絵の具は乾いたら何度も重ねて描けるよって描いて見せたりして、絵の具の説明もしてスタートです。

なんか、最近、本当に絵を描くのが好きな子が多くなってくれて、描く姿勢も様になってますよね。。
真剣そのものです。


綺麗に水彩のように描く子もいれば、モチーフを描いて、塗りつぶしてしまう子もいました。
でもそれで、いいと思っています。なんとなく、そんな絵にも闘った痕跡が残っていて、私は好きです。


最後は絵に似合う色のマット紙を選んで、貼ってあげて、紐をつけて完成です。



見学に来て下さったお母様にもお話したんですが、やはり、お母さんはお子さんが大事ですから、色々制作過程で口を出してしまうんですね。でも、私は決してそれは、いけないことと思わないんです。親御さんの本能ですから。でも、やはり、絵を描くとはとても能動的な行為なんです。誰かが言ってやるのではなく、自分で見て感じて描くという行為を全て自分で引き受けて、初めて達成感のようなものが生まれます。子供たちを見守ることがいかに大変なのかがわかりますね。。どんな絵にも子供なりの意味があったりします。私は子供達が、何か美術を通して、自分なりの発見や達成感があれば、それでいいと思っています。
いい笑顔で今年度、最後の美術を子供達が終えてくれて、安心しました。


初めて、ピッピ保育園のお昼をご一緒させてもらいました。生活クラブの材料を使っているからか、とても身体に優しい味がしました。美味しかった~。でも、みんな、小さいのにすごく食べるの速くて驚きました。。

また、新しい子供達との思い出が出来ました。今日のしろくま先生の授業はこれでおしまい。またね☆
コメント
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