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漢方基礎講座 気・血・水劇場

2009年01月22日 | セミナー 講演
今日は働いている地域にて興味深い講演があり参加してきました。

漢方はこのところ、その考え方に魅力を感じていて長期間
勉強していくのにぴったりではないかと考えています。

とはいえ、考え方そのもの、病気のとらえ方そのものが
いわゆる西洋医学と異なるため、西洋医学の薬物療法を
中心に学ぶ教育で育った人間にとっては、発想の転換を
するまでにちょっとした壁があります。
数年前から漢方の講座にいくつか参加しながら、そしてお世話になっている
鍼灸の先生と東洋医学について話しながら、その第一の壁を突破する
糸口がつかめそうな気になってきたところです。

今日の講座、タイトルにもあるように「劇場」と題されていました。
参加したら意味がわかります。

いわゆる漢方の世界の醍醐味を劇場と表現しているのです。
一つ一つの症状ではなく、逆にひとりひとりのための処方。
考えようによっては贅沢かつ便利な薬なのではないでしょうか(笑)
漢方を勉強するときによく使われる表現が二つ。
「同病異治」同じ病名でも患者さんによって飲む薬が違う
「異病同治」ひとつの薬がいろいろな病気に応用される
これはまさに、その人にあった処方が見つかれば
(きちんと言うと"証が見つかれば")それを基礎にして多様に
応用できるということでしょう。

またこれらの話を今日の演者の先生はとても楽しげに
聴き手の興味がそれていかないように話されるのです。まさに劇場です

やっぱり魅力的
壁はきっと何枚もあるけれど、突破できるかしら??
長年かかっても急がずコツコツやっていくとします。

先日行った明治神宮でおみくじをひいたら「急がない」とありました。
私はすぐに調子にのって自分のペースを乱すので、それに対する
戒めの言葉だったのでしょうか。
ひいたその時は「ふ~ん」と思うだけでしたが、日が経つにつれ
「急がずに人の道をはずれずに進むこと」の必要性を感じるのです。
たかがおみくじ、されどおみくじですね。
神は全てお見通しなのかしら?と時々思ったりします



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