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2022年は客観的な予想を心がけます。

クイーンS(GⅢ)最終結論

2005-08-14 08:14:16 | 最終結論
◎デアリングハート
○ダンスインザムード
▲チアフルスマイル
△スターリーヘヴン
×アンブロワーズ
×ディアチャンス

【展開】
ここはスターリーヴンのスローの単騎逃げ。それを揉まれたくないダンスインザムード、デアリングハートらの有力どころが先行、好位から追走する形。3角あたりから一気にペースが上がる3ハロン勝負。開幕週の札幌と小回りを考えれば先行馬に分がある。

【見解】
本命はデアリングハート。
前走のNHKマイルC2着はテンは若干行きたがったものの、好位のインを追走。直線で外に持ち出して伸びるも、勝ち馬にインを通られ万事休す。しかし、牡馬相手に立派な2着。
3走前から馬体がふっくらしたことでスピード性能に加え、終いの脚もしっかりとした。若干、折り合いに不安があるものの、コーナー4つの小回り1800m。うまく息を入れられれば。
ダンスインザムードとは斤量5キロ差。負けられない。

ダンスインザムードはとにかく揉まれずに先行できること。
57キロでも実績は断然の存在。
休み明けはイレ込む傾向だが、滞在競馬なら違うはず。

チアフルスマイルはスローでも差してこれる。
だが、テンが速くなれば速くなるほどいい。
流れが速くなれば単まで。



クイーンS(GⅢ)展望・2

2005-08-14 08:00:22 | 見解
展開については後ほど書くが、何が何でも行きたい馬不在の構成。スロー必死。52キロのデアリングハートは秋華賞に向けて視界良好といきたいところ。ダンスインザムードは揉まれずに先行できることが条件。この構成ならそれも可能。レクレドールは使える脚が短いため、直線勝負に賭けるしかない。それは鞍上も承知している。ただ、この構成から展開が向くとは思えない。エルノヴァも長くいい脚を使うタイプ。エンジンの掛かりが遅いためべストは広いコース。小回りコースなら前走のような上がりの掛かる展開で浮上する。チアフルスマイルもスローでも瞬発力を発揮できるが、やはり流れが速いに越したことはない。鞍上は魅力。アンブロワーズは減った馬体がどこまで戻っているか。


【スターリーヘヴン】
前走の函館SS11着は久々のスプリント戦ながら、流れに戸惑うことなく先行できたように、スピード性能はかなりのもの。
前々走の愛知杯6着はウイングレットの作る淀みない流れを中団前目からの競馬。勝負どころで各馬が動き出すと、同馬も外に出して仕掛ける。ところが、ジリジリとしか伸びず。
控えてもジリ脚のため、勝ち切るまでには至らない。
だが、今回は前走で見せたスピード性能を生かす絶好の舞台。なぜなら、他に行く馬が見当たらず、単騎逃げ濃厚だからである。
コーナー4つの小回り1800m。道中、うまく息を入れてマイペースの逃げが打てれば一発があっても驚けない。


【アンブロワーズ】
春後半は桜花賞で減った馬体が戻らず、苦杯をなめた。
前走のスイートピーS8着はスローの流れを好位からうまく流れに乗るも、直線位置で激しく他馬と接触し、失速。上記に述べたように馬体減りの影響もあった。
もともと、長い直線の瞬発力勝負では分が悪い。
阪神JF2着のように平均ペースの流れを好位から粘り込む競馬がマッチしている。
時計勝負では辛いので札幌の洋芝はマッチしている。


【ディアチャンス】
代表的な昇り馬。
前走の駒ケ岳特別1着はニシノニチリンが大逃げする展開を離れた中団のインを追走。ラスト3ハロンから急激にペースが上がる展開。それを手綱を押して前へ進出すると、直線で狭いところを突き抜けて快勝した。勝負根性もある。
前々走の遊楽部特別1着もスローの流れを好位のインと理想的な位置からの追走。ラスト3ハロン勝負の流れをきっちりと差し切って完勝した。
小回り向きの器用さを持っている。
ここは一気に相手が強くなるが、上昇度は見逃せない。
うまく流れに乗れれば。