【馬場状態】A→A2週目。前日の激しい降雨で、朝からやや重が残った。昨年開催のダメージも残っており、パワーを要する。内も除々悪くなっている。
12.6-10.9-11.3-12.7-12.4-12.5-12.7-12.7-12.2-11.7-12.0-12.6
(34.8-36.3)( 47.5-48.5)(59.9-61.2)
【展開】キョウワスプレンダが押し出されるようにハナへ。ただ、2番手トウカイトリックが外から絡んでいったこともあり、スタンド前の先行争い(テン3ハロン34秒8)が激しくなった。その後は息を入れて坂下から再びスパート。先行馬がラスト1ハロンまで粘るところをインティライミの強襲。更にラスト1ハロン12秒6と掛かったところを外からアドマイヤフジ、スウィフトカレントの追い込み。
勝ったアドマイヤフジ(55)はプラス12キロ増。元々、ボテッとした腹袋で太く見せるタイプであるが、それでも余裕残し。最終追い切りでも最後は内に切れ込んでいた。道中は平均ペースの流れを、後方のインで末脚を温存。終始、経済コースを通る。そして、3歳時に苦しめられた勝負どころの坂も無事クリアすると、直線で馬場のいい外目へ持ち出す。ジワジワ加速すると、先行馬がバテたところを外から強襲。スウィフトカレントとの激しい叩き合いを制してアタマ差勝ち。瞬時ではなく、除々に加速するタイプで上がりの掛かる展開は良かった。一息入って余裕残し。次走への上積みは大きい。
2着のスウィフトカレント(54)は例によって後方から。テンにやや行きたがる。ペースアップした坂下でも後方のまま抑えるのに四苦八苦。直線を向いて仕掛けられると、スッと加速して先団へ襲い掛かる。一旦は勝ち馬と鼻面を合わせるも、内へモタれて追えず。もったいなかった。それでも、一瞬の切れ味は示したし、ポテンシャルは高い。楽しみな馬。
3着はインティライミ(565)。爪不安で復帰が長引いたが、最終追い切りで7ハロンをテンからビッシリ追われて好仕上がり。平均ペースの流れを道中、好位のインを追走。直線で早めに3分どころから抜け出すも、ゴール前脚が止まって差された。ただ、ハンデ差もあったし、久々の影響を考えれば中身の濃い内容だった。積極的な競馬は次へ繋がる。
4着はマーブルチーフ。ここ目標にビシビシ攻めを積まれるも、若干太め残り。パドックではやや気負っていた。平均ペースの流れを3番手追走。直線で早めに抜け出して粘りこみを図るが、ゴール前で決め手のある馬に差されてしまった。トビが大きく、緩い馬場も良くなかった。パンパン馬場だったら際どかった。切れる脚はないが、スッと好位を奪うと渋太い。
5着はストラタジェム。道中は後方の馬場のいいところを慎重に乗られる。3角でバテたサンライズジェガーを捌くのに手綱を引っ張る不利。そこから追い出されるもジリ脚。
トウカイトリックは押して押して2番手。道中はずっと手綱が動き、余裕がなかった。中央場所では厳しい感。荒れ馬場のローカルで。
キョウワスプレンダは押し出されるようにハナへ。ただ、外からトウカイに突っつかれて1角までにスタミナをロス。勝負どころでも早めに来られて苦しかった。今回は展開のアヤで負けた。本来は溜めて行く馬。確たる逃げ馬がいれば違っただろう。度外視。もう少し絞れれば。
エルノヴァは道中、手綱を押しても行きっぷりが悪かった。鞍上は「3600㍍を使った後で馬が少しのんびりしていた」と。それに、長距離輸送を挟んでプラス8㌔。立派だった。
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12.6-10.9-11.3-12.7-12.4-12.5-12.7-12.7-12.2-11.7-12.0-12.6
(34.8-36.3)( 47.5-48.5)(59.9-61.2)
【展開】キョウワスプレンダが押し出されるようにハナへ。ただ、2番手トウカイトリックが外から絡んでいったこともあり、スタンド前の先行争い(テン3ハロン34秒8)が激しくなった。その後は息を入れて坂下から再びスパート。先行馬がラスト1ハロンまで粘るところをインティライミの強襲。更にラスト1ハロン12秒6と掛かったところを外からアドマイヤフジ、スウィフトカレントの追い込み。
勝ったアドマイヤフジ(55)はプラス12キロ増。元々、ボテッとした腹袋で太く見せるタイプであるが、それでも余裕残し。最終追い切りでも最後は内に切れ込んでいた。道中は平均ペースの流れを、後方のインで末脚を温存。終始、経済コースを通る。そして、3歳時に苦しめられた勝負どころの坂も無事クリアすると、直線で馬場のいい外目へ持ち出す。ジワジワ加速すると、先行馬がバテたところを外から強襲。スウィフトカレントとの激しい叩き合いを制してアタマ差勝ち。瞬時ではなく、除々に加速するタイプで上がりの掛かる展開は良かった。一息入って余裕残し。次走への上積みは大きい。
2着のスウィフトカレント(54)は例によって後方から。テンにやや行きたがる。ペースアップした坂下でも後方のまま抑えるのに四苦八苦。直線を向いて仕掛けられると、スッと加速して先団へ襲い掛かる。一旦は勝ち馬と鼻面を合わせるも、内へモタれて追えず。もったいなかった。それでも、一瞬の切れ味は示したし、ポテンシャルは高い。楽しみな馬。
3着はインティライミ(565)。爪不安で復帰が長引いたが、最終追い切りで7ハロンをテンからビッシリ追われて好仕上がり。平均ペースの流れを道中、好位のインを追走。直線で早めに3分どころから抜け出すも、ゴール前脚が止まって差された。ただ、ハンデ差もあったし、久々の影響を考えれば中身の濃い内容だった。積極的な競馬は次へ繋がる。
4着はマーブルチーフ。ここ目標にビシビシ攻めを積まれるも、若干太め残り。パドックではやや気負っていた。平均ペースの流れを3番手追走。直線で早めに抜け出して粘りこみを図るが、ゴール前で決め手のある馬に差されてしまった。トビが大きく、緩い馬場も良くなかった。パンパン馬場だったら際どかった。切れる脚はないが、スッと好位を奪うと渋太い。
5着はストラタジェム。道中は後方の馬場のいいところを慎重に乗られる。3角でバテたサンライズジェガーを捌くのに手綱を引っ張る不利。そこから追い出されるもジリ脚。
トウカイトリックは押して押して2番手。道中はずっと手綱が動き、余裕がなかった。中央場所では厳しい感。荒れ馬場のローカルで。
キョウワスプレンダは押し出されるようにハナへ。ただ、外からトウカイに突っつかれて1角までにスタミナをロス。勝負どころでも早めに来られて苦しかった。今回は展開のアヤで負けた。本来は溜めて行く馬。確たる逃げ馬がいれば違っただろう。度外視。もう少し絞れれば。
エルノヴァは道中、手綱を押しても行きっぷりが悪かった。鞍上は「3600㍍を使った後で馬が少しのんびりしていた」と。それに、長距離輸送を挟んでプラス8㌔。立派だった。
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