(1回京都第8日11R ダ1800㍍ 曇・良)
【馬場状態】良ながら締まったダートで時計速い。
12.2-11.2-13.0-12.8-12.8-12.7-12.0-11.5-12.0
(36.4-35.5)(49.2-48.3)(62.0-61.0)
【展開】
最内枠のマイネルボウノットが掛かり気味にハナを奪うも、他馬が競りかけることもなく、スンナリの流れ。テン5ハロン62秒0の遅い流れ。それで、上がり3ハロンが芝並みの35秒0。これでは後方勢の末脚は生きない。前々で流れに乗った馬たち有利の流れに。
勝ったタガノゲルニカは破竹のダート5連勝を飾った。道中はマイネルボウノットの作る緩い流れを、揉まれるのを懸念して2番手追走。終始、揉まれることなく流れに乗ると、4角で早くも逃げ馬を捕らえて先頭へ躍り出る。グイグイ加速して2着馬に詰め寄られるものの、ラスト1ハロン12秒0とバテることなく、しっかりとした脚取りで追撃を振り切った。揉まれなかったこと、流れが向いたことは確かだが、一気に持ち時計を短縮したあたり、かなりのセンスがある。次はフェブラリーS。更なる強敵が待ち受けるが、この上昇度は見逃せない。
2着はヴァーミリアン。昨年暮れの名古屋グランプリが中止になったことで間隔が開いた。プラス20㌔は余裕があった。道中はスッと好位の外目へ取り付く。終始、勝ち馬を見ながらの競馬。直線で早めに動いたライバルを射程圏に入れて猛追するも、なかなか差し切れず。結局、アタマ差及ばなかった。その理由がレース後に明白になった。それは左後肢の落鉄。それでも、僅差の勝負に持ち込むのだから力がある。一気の距離延長とメンバー強化でも問題なかった。太め残りを叩いた次走フェブラリーSが楽しみだ。
3着は人気薄のハードクリスタル。好発を決めて前目へ行くも、外のヴァーミリアンに被されて、中団まで位置取りが下がった。4角で内へ潜り込むと、ジワジワ差を詰める。だが、この上がりの速い競馬では前も止まらなかった。自身はいい脚を使っている。コーナーワークがうまく小回り向き。鞍上は「もう少し前目に付けたかった」と。
4着のアンドゥオールは例によって後方から。だが、如何せん流れが遅すぎた。直線で外目へ持ち出して鋭く伸びるも、上がり35秒0の流れではこれが精一杯。よく頑張っている。上がりの掛かる阪神向きか。
5着のヒシアトラスは発馬一息で中団外目から。4角でも手応えは残っていたが、追ってジリ脚。頭の高い走法で切れる脚が使えるタイプではないだけに、上がりの速い競馬は向かなかった。
本命視したワイルドワンダーは残念ながら6着に敗れた。外枠発走で発馬一息。行き脚がつかず、流れが落ち着いたことで動くに動けず。勝負どころでも最後方のままで圏内から消えた。最後はメンバー最速の上がり35秒1を使って見せ場は作った。流れが遅く、外枠が仇となった。
マイネルボウノットは最内枠を利してハナへ。だが、テンは行きたがる素振りを見せた。テン5ハロン62秒0の緩い流れに持ち込むも、4角で勝ち馬に早めに来られて、万事休す。結果論だが、スタミナのあるタイプだけに離し気味の逃げでも良かった。そうすれば勝ち馬も動きづらかったはず。
ベラージオは発馬で大きく後手を踏むロス。しかも、テン5ハロン62秒0、上がり35秒0の流れでは抵抗できない。むしろ、10着まで追い上げたことを評価したい。次走は変わるはず。
ドンクールは久々でプラス10㌔。道中は5,6番手を追走するも、勝負どころで手綱が激しく動いて失速。久々と馬体増が影響した感じだ。
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【馬場状態】良ながら締まったダートで時計速い。
12.2-11.2-13.0-12.8-12.8-12.7-12.0-11.5-12.0
(36.4-35.5)(49.2-48.3)(62.0-61.0)
【展開】
最内枠のマイネルボウノットが掛かり気味にハナを奪うも、他馬が競りかけることもなく、スンナリの流れ。テン5ハロン62秒0の遅い流れ。それで、上がり3ハロンが芝並みの35秒0。これでは後方勢の末脚は生きない。前々で流れに乗った馬たち有利の流れに。
勝ったタガノゲルニカは破竹のダート5連勝を飾った。道中はマイネルボウノットの作る緩い流れを、揉まれるのを懸念して2番手追走。終始、揉まれることなく流れに乗ると、4角で早くも逃げ馬を捕らえて先頭へ躍り出る。グイグイ加速して2着馬に詰め寄られるものの、ラスト1ハロン12秒0とバテることなく、しっかりとした脚取りで追撃を振り切った。揉まれなかったこと、流れが向いたことは確かだが、一気に持ち時計を短縮したあたり、かなりのセンスがある。次はフェブラリーS。更なる強敵が待ち受けるが、この上昇度は見逃せない。
2着はヴァーミリアン。昨年暮れの名古屋グランプリが中止になったことで間隔が開いた。プラス20㌔は余裕があった。道中はスッと好位の外目へ取り付く。終始、勝ち馬を見ながらの競馬。直線で早めに動いたライバルを射程圏に入れて猛追するも、なかなか差し切れず。結局、アタマ差及ばなかった。その理由がレース後に明白になった。それは左後肢の落鉄。それでも、僅差の勝負に持ち込むのだから力がある。一気の距離延長とメンバー強化でも問題なかった。太め残りを叩いた次走フェブラリーSが楽しみだ。
3着は人気薄のハードクリスタル。好発を決めて前目へ行くも、外のヴァーミリアンに被されて、中団まで位置取りが下がった。4角で内へ潜り込むと、ジワジワ差を詰める。だが、この上がりの速い競馬では前も止まらなかった。自身はいい脚を使っている。コーナーワークがうまく小回り向き。鞍上は「もう少し前目に付けたかった」と。
4着のアンドゥオールは例によって後方から。だが、如何せん流れが遅すぎた。直線で外目へ持ち出して鋭く伸びるも、上がり35秒0の流れではこれが精一杯。よく頑張っている。上がりの掛かる阪神向きか。
5着のヒシアトラスは発馬一息で中団外目から。4角でも手応えは残っていたが、追ってジリ脚。頭の高い走法で切れる脚が使えるタイプではないだけに、上がりの速い競馬は向かなかった。
本命視したワイルドワンダーは残念ながら6着に敗れた。外枠発走で発馬一息。行き脚がつかず、流れが落ち着いたことで動くに動けず。勝負どころでも最後方のままで圏内から消えた。最後はメンバー最速の上がり35秒1を使って見せ場は作った。流れが遅く、外枠が仇となった。
マイネルボウノットは最内枠を利してハナへ。だが、テンは行きたがる素振りを見せた。テン5ハロン62秒0の緩い流れに持ち込むも、4角で勝ち馬に早めに来られて、万事休す。結果論だが、スタミナのあるタイプだけに離し気味の逃げでも良かった。そうすれば勝ち馬も動きづらかったはず。
ベラージオは発馬で大きく後手を踏むロス。しかも、テン5ハロン62秒0、上がり35秒0の流れでは抵抗できない。むしろ、10着まで追い上げたことを評価したい。次走は変わるはず。
ドンクールは久々でプラス10㌔。道中は5,6番手を追走するも、勝負どころで手綱が激しく動いて失速。久々と馬体増が影響した感じだ。
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