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ジャパンCダート(GI)最終結論

2007-11-24 00:24:08 | 最終結論
東京11R ジャパンCダート(GI)
◎ヴァーミリアン
○ドラゴンファイヤー
▲サンライズバッカス
△ブルーコンコルド
×メイショウトウコン
×フィールドルージュ
☆フサイチホウオー
【見解】
ヴァーミリアンが悲願の中央GI初制覇へ。前走のJBCクラシックは発馬で行き脚がつかなかったものの、道中は中団でジッと我慢。三分三厘で他馬が仕掛けても気にせず。4角で僅かにできた隙間に突っ込み、直線は一瞬の脚で一気に突き抜けた。久々で7分のデキ。それでこの強さ。恐れ入った。地方の力の要る馬場を苦にしないタイプで、早め先頭で押し切るスタミナと底力を持っている。中央の速い時計決着が案じられているが、前走で抜け出した時の、一瞬の脚の速さなら馬場は問わない。自在脚質も魅力。今週の坂路追いでは数字以上のシャープさを感じたし、攻め駆けしないタイプにしては動いた。反動もなさそうだ。

ドラゴンファイヤーは多少ズブさがあるものの、追ってからグンと重心が沈み、長く脚を使えるタイプ。いかにも府中の2100㍍が向きそう。ここは一線級相手だが、3歳馬で上昇度も期待できる。

サンライズバッカスは叩き3走目でピークのデキ。前走は4角で外に大きく振られながらも、直線でよく盛り返してる。相変わらずゲート難で後方からの競馬になっている。脚質的に大外を通らざる得ないタイプで、内、外の馬場差が激しい大井には不向き。府中は今冬のフェブラリーS勝ちがあり、大外から届くコース。

ブルーコンコルドにとって2100㍍は決して長くない。昨年のこのレースも道中は中団インで折り合いに苦しみ、馬群に包まれた。しかも、直線はモロに前が壁になり、脚を余した。突き抜ける雰囲気はあった。前走は4角で躓く不利があったし、帝王賞は強引な騎乗で勝ち馬とはコース差があった。左回りだとコーナーで内へモタれ、折り合いにも不安がある。それでも、見限れない底力の持ち主。

 メイショウトウコン、フィールドルージュの決め手はここでも通用するもの。

大穴はフサイチホウオー。前走はハミに頼った走りとなり、スタミナが持たなかった。前脚を突き刺すダート向きの走りで、筋肉質。ダート替わりで激変が期待できる。砂を被りづらい外枠もいい。

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