TENNIS COACH DIARY

ハンサム木全のたわごとです

埼玉ITF予選(333)

2006-01-11 16:14:03 | tennis
 1月9日のお話。この日はトヨタジュニア千葉の最終日。2人ともきのう負けてしまったので、少し寝坊して、クラブの自主練でも見にいこうかと思っていたところ、Yのお母さんからメール「予選は入れましたー!!」。そこで、急きょ、埼玉へ。もう3日目ともなると慣れたものです。
 ITF埼玉も予選となると、予予選よりレベルがアップです(あたりまえか)。Gテニスプラザに到着すると、Yは韓国人の子たちと練習していました。予予選が終わったあと、トヨタジュニアの始まるまでの2日間、茨城まで電車で出かけていって、韓国人たちと練習していたので、もうなかよしです。
 Yの前の試合がマイの試合だったので、ずっと応援していました。そしてYの試合スタート。
相手はストロークもサーブもネットプレーもしっかりした、たぶん高校生。1stセットはキープ合戦のぴりぴりした試合。1ブレークでなんと7-5で取りました。セカンド後半から、足と背中にまたきてしまって、セカンド、ファイナル落として負けてしまいましたが、すごい成長ぶりを見せました。だいぶ男の子のテニスから男子のテニスになってきました。

 そして、同じくすごいのはS。彼は誕生日の関係で、この大会には出場できませんでしたが(あと1週間はやく生まれていれば出られた)、この日もラケットバッグをかついでやってきて、出場選手でもないのに、出場しているおにいさん達とたくさん練習していました。うまい子と練習してもらった時のうれしそうなこと!!Yの試合の途中に、「KくんとSくんに練習してもらった」なんて自慢にきました。また、ほんのちょびっと上達した?かな?。

 これで、年末年始の私の仕事は終わり、2日間の冬眠に入ったのでした。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

暴睡(332)

2006-01-11 15:44:59 | tennis
だいぶさぼってしまいました。すみません。
昨日と今日、久しぶりにお休みをもらって、2日とも暴睡していました。

 まずは8日のトヨタジュニア千葉の本戦から。
前日、無事予選を勝ち上がったYとS。Yはくじ引きで2番を引き、第1シードと対戦。どのくらい肉迫できるかと期待のなか、2セットでサービスキープが1回しかできず、相手のサーブはほとんどブレークできず、デュースは6回落とすという燦々たる結果でした。(日本語の使い方あってます?)
 
 Sの1回戦の相手は強敵、Yが1回も勝ったことがなく(シングルスでは)、ついこの間のピーナッツカップでもフルセットで負けています。なんと、その強敵相手に7-6,7-5で勝ってしまいました。始終チャレンジャーの気持ちで戦うことができました。2回戦は第2シード相手に怒濤の打ち込みをみせましたが、すべてあっさり返され1-6,1-6。のびのび楽しそうにできました。

 Yのコンソレ1回戦は足にきて、ボールを強打できないながらも、安定したストローカーに快勝、問題はその次です。仲良しのD君との対戦。1年ちょっと前に、同じようなことがありました。全国選抜の千葉予選で本戦で接戦で負けたあと、すぐにコンソレの1回戦でD君とあたり、闘志のない試合をして負け、家までランニングで帰らされました。そして、今日は、このあと埼玉のITFの予選にサインアップに行くことになっています(ふがいないプレーをしなければ)。
 蓋をあけてみれば、すごい事が起こりました。足が半分つっていて、全く自分の最高のプレーができないながらも、8ゲームマッチでサービス2ダウンから3ブレークして逆転勝ちしてしまいました。まさに気迫と執念だけで勝ち取った勝利。ただし、戻ってきての1言目が問題。「テニスって、負けちゃいけない理由があると強いなあ」
 つまり、彼は、コーチや親の前でふがいないプレーをしたら、埼玉へ連れて行ってもらえないという、モチベーションで、執念の勝ちをおさめたわけです。まだ、本人には言ってませんが、この場をかりて…
「強いテニスプレーヤーには、いつでも負けたくない理由があります。本人にきけば『そんなの負けたくないから負けたくないんだよ、理由なんかあるか』と言うでしょう。逆に弱いプレーヤーは、いつも負ける理由(いいわけ)を試合終了の前につくってしまいます。テニスコートで相手と向かい合ったら、負けたくないという気持ちを常に、最大に発揮できるように、自分の心を鍛えていかなければいかんよ、埼玉に行きたいからがんばるなんてのはダメ!埼玉のサインインがない日は負けるじゃん!!」
 とはいっても、この執念の勝ちは、少しメンタルの成長を証明したね、おめでと!!

Sはコンソレでふがいない負けをして終了。

そのあと、Yはお母さんの車で埼玉へ。(Sも便乗)私はクラブへ。

クラブへ帰ってびっくり。最近、インドから帰国後、目の色をかえて毎日朝から晩までテニスしているHが、ピーナッツカップ準優勝のTくんといい試合をしたということ。びっくりしました。いい手応えをつかんだことと思います。みんな、少しずつ少しづつ上達していますねー!!
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする