ショパンのワルツ10番も地道に練習中です。
初めにノーマル版を練習していたので、そっちのメロディに慣れてしまってて、
部分的にメロディがビミューに違うパデレフスキ版に少々苦労してます。
ショパンは即興が得意で、人前での演奏で自分の曲を変えちゃう事が多々ありました。
ジャズのライヴみたいですよねー。
弟子に教える時も「ここは、こんな風に弾いてみようか」なんて、アレンジをして書き加えたり。
その弟子の楽譜が残っていて、「異稿」といいます。
その異稿が、パデレフスキ版とかオクスフォード版とかウィーン原典版で
出版されてるんです、ちょっとお高めですが。
小学生でも弾くワルツ10番。
でも、小学生と全く同じ楽譜じゃイヤ。
私はオトナなので、ちょっと違うの。
とゆー、つまんないオトナの「沽券」ってやつです。
それと、音やメロディをひとつひとつ丁寧に弾いて、音楽芸術として仕上げたい。
カンタンな曲だって、心を込めてキチンと弾いたら、それはリッパな芸術になるってコトですよっ。
By ひさへ画伯