6歳の時から3年間ヤマハ音楽教室に通いました。
私が住んでいたのは山奥の田舎だったので、
母と汽車(今のJR)に乗ってヤマハ音楽教室のある街まで通いました。
入学後は学校を早退してまで通ったのですが、
あの母が学校の勉強よりも習い事を優先させた・・・、と
いうのが今でも驚愕
(どーも母は私を宝塚に入れようと企んでいたようで、
まずは鍵盤楽器。その後バレエも習わせてもらいました。)
母には「目をつぶってでも弾けるくらい、
何度も何度も繰り返し練習しなさい」といつも言われました。
(あと、お前は他人の5倍練習してやっと普通。だから5倍やれ、とか。
最初は2倍だったのに数が増えていった・・・)
あの頃はゲームも面白いマンガもなく、近所に友達もいなかったので、
オルガンを練習するしかないという事もあってそれなりに練習しました。
初めて曲らしい曲を習ったのは「ジプシーのおどり」。
4小節だったかなー、短い曲でした。
何度練習しても、3小節目の右手と左手が違う動きが出来なくて
とっても苦労したのが今でも「強い思い出」です。
子供なりに色々考えながら一生懸命に練習して
弾けるようになった時は嬉しかったなー。
(娘が小さい頃、ヤマハ音楽教室で「ジプシーの・・・」を
練習していた時、タイムスリップしてしみじみしたなー)
この時「何度も繰り返し練習したら弾けるようになる」を
体得したような気がします。
「練習は裏切らない」
自分で曲を演奏できる、というのも快感でした。
その後、「グリーン・スリーブス」とか「メヌエット」など
その時習った曲は今でも何とな~く弾けます。
続く