NHK-Eテレで文楽「本朝廿日四孝(ほんちょうにじゅうしこう)」を観ました。時代物の大作で複雑
なストーリーですが、演じる人形たちが生き生きとして華やか、衣装も素晴らしく、背景の舞台もよく
出来ていてとても楽しめました。「道行似合の女夫丸」(ゲストのいとうせいこう氏がミュージカルと
評していましたが、全く別物です)「十種香の段」「奥庭狐火の段」が放送されましたが、勿論それぞ
れを単独で観ても充分に楽しめると思います。ここでは上杉謙信の娘「八重垣姫」が圧倒的に素晴らし
く深窓の令嬢らしく健気で思いつめる様子が見事に演じられていて「奥庭狐火の段」での狂気に似た場
面に繋がります。「濡衣(ぬれぎぬ)」も姫とは対照的に描かれていて魅力的です。
一昨年9月に川崎の日本民家園で人形浄瑠璃を観ましたが、やはり舞台を目の当たりにすると空気感が
全然違う。舞台も最前列の席で観たので演者たちの息使いまで伝わってくるようで本当に楽しかったの
を覚えています。劇が終わった後に人形の使い方を教えてくれたり、実際に触らせてくれたのもよかっ
たですし、終演後民家園縁側で人形たちがズラッと並んでお見送りをしてくれたのが可愛く印象に残っ
ています。
やはりテレビだけではなく、舞台を実際に観てみたいと思いますね。特にこの「本朝廿日四孝」で「八
重垣姫」を演じた三世 桐竹勘十郎氏の舞台を是非観たい。コロナ禍で難しいと思われますが、落ち着い
た頃に出かけたいと思っています。
なストーリーですが、演じる人形たちが生き生きとして華やか、衣装も素晴らしく、背景の舞台もよく
出来ていてとても楽しめました。「道行似合の女夫丸」(ゲストのいとうせいこう氏がミュージカルと
評していましたが、全く別物です)「十種香の段」「奥庭狐火の段」が放送されましたが、勿論それぞ
れを単独で観ても充分に楽しめると思います。ここでは上杉謙信の娘「八重垣姫」が圧倒的に素晴らし
く深窓の令嬢らしく健気で思いつめる様子が見事に演じられていて「奥庭狐火の段」での狂気に似た場
面に繋がります。「濡衣(ぬれぎぬ)」も姫とは対照的に描かれていて魅力的です。
一昨年9月に川崎の日本民家園で人形浄瑠璃を観ましたが、やはり舞台を目の当たりにすると空気感が
全然違う。舞台も最前列の席で観たので演者たちの息使いまで伝わってくるようで本当に楽しかったの
を覚えています。劇が終わった後に人形の使い方を教えてくれたり、実際に触らせてくれたのもよかっ
たですし、終演後民家園縁側で人形たちがズラッと並んでお見送りをしてくれたのが可愛く印象に残っ
ています。
やはりテレビだけではなく、舞台を実際に観てみたいと思いますね。特にこの「本朝廿日四孝」で「八
重垣姫」を演じた三世 桐竹勘十郎氏の舞台を是非観たい。コロナ禍で難しいと思われますが、落ち着い
た頃に出かけたいと思っています。