よしーの世界

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3度目の緊急事態宣言、早くも延長論 「GW明けの感染者数が心配」

2021-05-02 07:21:02 | 政治
 3回目の緊急事態宣言が始まって、2日で1週間になる。政府は宣言で感染者を一気に減らそうとして

いるが、効果はまだ見えていない。重症者の急増で医療現場は逼迫(ひっぱく)するばかりだ。宣言の

期限は11日だが、「延長は避けられない」との見方が専門家の中で強まっている。


 宣言は東京、大阪、京都、兵庫の4都府県を対象に4月25日から始まった。飲食店への時短営業の要請

を中心とした「まん延防止等重点措置」では感染者の増加がとまらず、今回の宣言では居酒屋や大型商

業施設、テーマパークなどに幅広く休業を求めた。


 過去7日間の平均で1日あたりの感染者数をみると、30日は東京で773人、京都で137人、大阪で1111人

、兵庫で483人。1週間前と比べ、東京、京都は1割増、大阪、兵庫はほぼ横ばいだ。(朝日新聞 5/1 土)


3度目の緊急事態宣言はいきなり始まった為にすぐに効果が表れることはないだろう。それでも大型商業

施設、テーマパークの休業要請や地域によっては酒類提供停止要請で人の流れが減少傾向にあるようだ。

しかし果たして期限の11日迄で劇的に感染者数が減少するだろうか。一番の懸念は去年みられなかった

変異株の存在で近畿圏での感染者増はこれによるものと思われれる。東京をはじめ各地で変異株の感染

者が増加しており予断を許さない。


思えば去年新型コロナウイルスによる緊急事態宣言により、国民は行動自粛を要請され、日本の経済は

厳しい状況に陥っているが、1年経っても事態は一向に好転しない。日本の数十倍の感染者を出したア

メリカがすでに事態改善に成功し、明るい兆しが見え始めていることとは対照的だ。


日本において上級国民化し、一般国民の惨状など眼中にない政治家、官僚たちには事態収拾は不可能だ。

次の選挙は今年秋までに必ずある。今の政治体制を変えなければ国民の生活は厳しくなる一方だ。

コメント
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