「ほめる」ことで子どもとつながる(12)

2012-05-08 | ほめる→子どもと繋がる
(ちょっぴり間が空いてしまいましたが・・・)
前回は、リフレーミングについて説明しました。

マイナス面をプラスにとらえて、褒めながら
注意を促していくのです。

例えば、以下のような子、学級にはいないでしょうか?

=========
■勝気な
■おとなしい
■さわがしい
■しつこい
■よく考えない
■調子に乗る
■つめたい
■生意気な
■だらしない
========

それをそのまま注意しても、ただただ反発される学級にいた経験から、
自分は、以下のように言い換えて、まずは褒めてから、
・・・でもね、と指導を入れていきました。

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■勝気な → 向上心がある
■おとなしい → 話をよく聞く
■さわがしい → 明るい・活発な
■しつこい → ねばりづよい
■よく考えない → 行動的な
■調子に乗る → 雰囲気を明るくする
■つめたい → 知的な、冷静な
■生意気な → 自立心がある
■だらしない → こだわらない・おおらか
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結果的に厳しい事は言うのですけれど、
それでも、その前にしっかり褒めていれば、
子どもたちの聞く耳も少しは開いてくれるのではないかなぁ
と思っています。

・・・


と、ここまで12回にわたって
「ほめる」ことについて書いてきました。

読まれて「なんて甘いんだコイツは!」
と思われた方も多いかもしれません。



でも私も叱るときは叱ります。
何を隠そう、私は、以前の職場でのあだ名が「鬼軍曹」でした。
※今思えば本当に若気の至りですが・・・・


ただ、やはり褒めるためには「叱る」ことも必要なのだと思います。
どこか「ピリッ」
とした空気は、必要です。

次回からは「叱る」ことについても
少し触れたいと思っています。