「ほめる」ことで子どもとつながる(13)

2012-05-09 | ほめる→子どもと繋がる
「ほめる」だけでは、もちろん子どもたちは伸びません。
「ぴりっ」とした心地よい緊張感も教室には必要だと思います。

私は、4月の出会いの日に、必ず以下のことをしゃべります。
野口芳宏先生にご指導頂いた事です。
もう10年以上実践しています。

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先生は、滅多な事では叱りませんが、
以下の三つのことをしたときは烈火の如く怒ります。
本当に怖いです!

1)3回同じ事を注意されても改善の様子が見られないとき

2)命に関わる危険なことをしたとき

3)他人の不幸の上に自分の幸せを築こうとしたとき


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実際、この約束を破ったときは、とにかく叱ります。
「短距離走」で、一気にガツンと叱り、それで終わりです。
子どもたちは 相当びっくりします。

いつも褒めてばかりいる先生が、「烈火の如く」叱るからです。

※以前の教え子が高校生になって、小学校に遊びにきてくれたときに、
「しん先生が怒ったときが、
 小、中、高の先生の中で一番怖かった・・・・」
と話されてしまったこともあります

もちろん細かい事でも注意はしますが、「叱る」というのは
上記の3点です。


ということで、
「ほめる」と「しかる」をうまくバランスをとって
子どもたちと接していくのが大切なのだと思います。

(私がバランスをとれているのかは、また違う話になってきますが・・・)