新しい政府を作る

2010-09-13 | 授業記録
様々な行事と重なって45分確保できなかった授業。
だいぶ端折って進める。




課題も、前時に江戸幕府が倒れたことを想起させ早めに提示
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
新しい政府は
どのような政治を目指したのだろう
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今回は「変化」として3点をおさえる。
時間がないこともあり、教科書本文を使っての穴埋め調べ学習をメインにした。

―――変化1―――

五箇条のご誓文を提示し、江戸幕府の政治とどこが違うか線を引かせた。

教科書やノートをひっくり返しながら、
江戸幕府との違いについて言及する子どもたち。
全員が線を引き、全員が何らかの発言をした。
これはこれで意味のある活動だった。


―――変化2ーーー

首都や年号の変化について穴埋めで確認。
維新三傑についてもエピソードともに確認。
3人の生い立ちや、最期について語ると、子どもたちも
真剣な表情で話を聞いていた。

中学生のころ、年末の大型時代劇
「白虎隊」「田原坂」「五稜郭」「奇兵隊」が好きだった自分。
(珍しく?)話にも熱がこもってしまった。



―――変化3ーーー

=======
・廃藩置県
・四民平等
=======
について確認。
4文字の枠を使って、子どもたちに言葉を入れさせる。
こういうヒントを与えると、子どもたちはパズル感覚で調べ学習を行っていく。
今までこういうストレートな調べ学習は(子どもたちが受け身になると思って)
あまりやってこなかった。
しかし、子どもたちの反応も良く、こういう作業が楽しい子どもたちもいるのだ
と改めて認識。
状況を見ながら、活用していこうと思った。




学習のまとめとして、
士族や平民、華族を選択させて、この明治維新の変化についてのコメントを想像して書かせる。
それぞれが思い思いのコメントを書いていてよかった。
ただ、イラストに青春をかける子が多く、ただでさえ時間が足りないのに、
それだけで時間をくってしまった。
これは反省。
へのへのもへじでもいいし、吹きだしだけでもいい。
それを徹底していれば、さらに中身のある学習のまとめができたのかなぁ。。。




昨年度ご一緒させていただいた同僚(中学校)は、
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1)明治(明るく治める)

2)ひっくり返すと「治明」(おさまるめい)
  ↑当時の落首
============
のどちらかを選択して、明治維新の様子について
考察させていた。
改めて、なるほど・・・と思った。
しっかり深めて授業をすれば、小学生でも追試は可能だ。
今回はちょっとキツかったが。




45分確保できなかったということで、
駆け足で行ったため、薄い授業となってしまった。
これは自分の力量不足を反省。

37、8分なら、それに合わせて授業を組み立てるべきだった。
取捨選択を図り、軽重をつけながらきっちりと流して
教えるべきことをしっかり教えられる先生が本物の先生なのだろう。

ブログ冒頭から「時間が足りず・・・」と言い訳しているようでは、、
まだまだまだまだ修行が足りませんね・・・
反省。

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