今日で7月も終わります。すっかり今年も後半戦。早いなぁ。
でも、早く過ぎるってのは、物事がそれなりに進んでいるってことかな、なんて思うと、ありがたいなぁ、って思ったりもします。
病気してから、どうも時間の概念がぶっ飛んでいます。
一年前のこの時期。
来日していたサイモン&ガーファンクルのコンサートに行きました。
この頃、私は抗がん剤治療の真っ最中。
コンサートに行ったのは、四回目の抗がん剤投与して四日目でした。
私の通っていた病院では、5、6時間位の点滴で終わる抗がん剤やったら、基本外来診療で、その日中に家に帰ります。
私のお薬のタイプの点滴は、トータルで12時間以上かかり、丸一日かかるので短期入院しなければなりません。
でも、病院で療養するよりお家で療養の方が気分がいいので、一回目の抗がん剤以外は、抗がん剤をやった次の日には退院し、旦那様に車で迎えにきてもらって家に戻っていました。
家に帰れるとは言え、抗がん剤の副作用で、吐き気や倦怠感は一週間ほど続きます。
私は、しっかり吐き気が出るタイプやったようで、点滴している最中からトイレに駆け込んで嘔吐。水分を取っているだけで殆ど食べてないのに、次の日の退院まで何度も吐く、って感じ。
同じお薬を使っている他の人と比べても、吐き気はひどかったように思います。
家に戻ると、不思議と嘔吐はなくなるけど、吐き気は数日続きます。なので、食べ物は、果物かうどんが中心。
お陰で、毎回1kgずつ体重が減少し、手術前から5kgのダイエットに成功。現在、この苦しいダイエットを無駄にしたくない!と、体重維持に努めています(笑)
話は戻って…。
サイモン&ガーファンクルのコンサートは、抗がん剤四日目だったから、状態としては、少し回復傾向で動けんことないけど、まだかなりしんどい、ってところでした。
平日夜7時開演のコンサートやったのですが、お昼にはかろうじて吐き気は治まっていたし、出かけられないこともなかったので、とにかく現地に向かうことに。
電車もラッシュ前の混まない時間を狙い、余裕をもって行ったので、コンサートの一時間以上前に現地に行きました。
暑かったこともあり、現地に着いた頃は相当気分が悪く、座席に着いて20分位は動くことが出来ず、コンサートは無理かな?とも思いました。
加えて、空腹がさらに気持ち悪い状況を助長しているけど、出店のたこ焼きやらハンバーガーは食べれないし…。お店を物色する元気もないし…。
でも、少しだけお店を探そうと席を立ち、一軒目のお店でかき氷を発見!
このかき氷が救世主!かき氷を口にしてから、かなり気分も治まり、座席で待ち合わせていた旦那様とも合流し、コンサートを聴くことが出来ました。
サイモン&ガーファンクルのコンサートを希望したのは旦那様で、私は人並みにしか曲を聴いていたことがなかったけど…。
世界中の人々を魅了したサイモン&ガーファンクルの歌声。
言葉ではなかなか言い表せないけど…。
なんと言うか、心にすっと入ってきて、底からバワーを沸き立たせる、そんな力がありました。
よくテレビなんかで、歌手やスポーツ選手が病気の人をコンサートや試合に招待したり、に交流したり、ってのをやってるのを見て、これまでは何にも思ってなかったけど…。
歌や感動が、病気に与える影響って大きいんや、って、この時実感しました。
コンサート前はあんなにしんどかったのに、コンサート終わって通常くらいの体調になっていたし、こうやって無理して動いた時は、次の日はくたばっているのに、この時は全然やったし…。
一人1万5千円もしたチケットは、決して高くなかった。
コンサートに来た多くの人が思ったに違いない。
私は、ご夫婦で来ていた60代位の女性が、旦那様と思い出を語り合い、コンサートの最中に静かに涙を流していた姿が印象的でした。
それも一人じゃなくて、サイモン&ガーファンクルは偉大な歌手だってことも実感しました。
さて、このコンサートには、もう一つ印象深いことが…。
コンサートの次の朝、寝ていた私の頬をなでる気配が…。
旦那様は出勤したし、確かな気配に寝ぼけながら誰やろう?と頭を巡らせていたら…。
あれは間違なく、亡くなった恩師のYさん。
サイモン&ガーファンクルの曲、よく聴いていたもんね。やっぱり来てたんや…。
やっぱし、サイモン&ガーファンクルは、偉大な歌手です。
でも、早く過ぎるってのは、物事がそれなりに進んでいるってことかな、なんて思うと、ありがたいなぁ、って思ったりもします。
病気してから、どうも時間の概念がぶっ飛んでいます。
一年前のこの時期。
来日していたサイモン&ガーファンクルのコンサートに行きました。
この頃、私は抗がん剤治療の真っ最中。
コンサートに行ったのは、四回目の抗がん剤投与して四日目でした。
私の通っていた病院では、5、6時間位の点滴で終わる抗がん剤やったら、基本外来診療で、その日中に家に帰ります。
私のお薬のタイプの点滴は、トータルで12時間以上かかり、丸一日かかるので短期入院しなければなりません。
でも、病院で療養するよりお家で療養の方が気分がいいので、一回目の抗がん剤以外は、抗がん剤をやった次の日には退院し、旦那様に車で迎えにきてもらって家に戻っていました。
家に帰れるとは言え、抗がん剤の副作用で、吐き気や倦怠感は一週間ほど続きます。
私は、しっかり吐き気が出るタイプやったようで、点滴している最中からトイレに駆け込んで嘔吐。水分を取っているだけで殆ど食べてないのに、次の日の退院まで何度も吐く、って感じ。
同じお薬を使っている他の人と比べても、吐き気はひどかったように思います。
家に戻ると、不思議と嘔吐はなくなるけど、吐き気は数日続きます。なので、食べ物は、果物かうどんが中心。
お陰で、毎回1kgずつ体重が減少し、手術前から5kgのダイエットに成功。現在、この苦しいダイエットを無駄にしたくない!と、体重維持に努めています(笑)
話は戻って…。
サイモン&ガーファンクルのコンサートは、抗がん剤四日目だったから、状態としては、少し回復傾向で動けんことないけど、まだかなりしんどい、ってところでした。
平日夜7時開演のコンサートやったのですが、お昼にはかろうじて吐き気は治まっていたし、出かけられないこともなかったので、とにかく現地に向かうことに。
電車もラッシュ前の混まない時間を狙い、余裕をもって行ったので、コンサートの一時間以上前に現地に行きました。
暑かったこともあり、現地に着いた頃は相当気分が悪く、座席に着いて20分位は動くことが出来ず、コンサートは無理かな?とも思いました。
加えて、空腹がさらに気持ち悪い状況を助長しているけど、出店のたこ焼きやらハンバーガーは食べれないし…。お店を物色する元気もないし…。
でも、少しだけお店を探そうと席を立ち、一軒目のお店でかき氷を発見!
このかき氷が救世主!かき氷を口にしてから、かなり気分も治まり、座席で待ち合わせていた旦那様とも合流し、コンサートを聴くことが出来ました。
サイモン&ガーファンクルのコンサートを希望したのは旦那様で、私は人並みにしか曲を聴いていたことがなかったけど…。
世界中の人々を魅了したサイモン&ガーファンクルの歌声。
言葉ではなかなか言い表せないけど…。
なんと言うか、心にすっと入ってきて、底からバワーを沸き立たせる、そんな力がありました。
よくテレビなんかで、歌手やスポーツ選手が病気の人をコンサートや試合に招待したり、に交流したり、ってのをやってるのを見て、これまでは何にも思ってなかったけど…。
歌や感動が、病気に与える影響って大きいんや、って、この時実感しました。
コンサート前はあんなにしんどかったのに、コンサート終わって通常くらいの体調になっていたし、こうやって無理して動いた時は、次の日はくたばっているのに、この時は全然やったし…。
一人1万5千円もしたチケットは、決して高くなかった。
コンサートに来た多くの人が思ったに違いない。
私は、ご夫婦で来ていた60代位の女性が、旦那様と思い出を語り合い、コンサートの最中に静かに涙を流していた姿が印象的でした。
それも一人じゃなくて、サイモン&ガーファンクルは偉大な歌手だってことも実感しました。
さて、このコンサートには、もう一つ印象深いことが…。
コンサートの次の朝、寝ていた私の頬をなでる気配が…。
旦那様は出勤したし、確かな気配に寝ぼけながら誰やろう?と頭を巡らせていたら…。
あれは間違なく、亡くなった恩師のYさん。
サイモン&ガーファンクルの曲、よく聴いていたもんね。やっぱり来てたんや…。
やっぱし、サイモン&ガーファンクルは、偉大な歌手です。
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