後遺症とのお付き合い

最近、ランニングやハイキングをはじめ、普段の服選びの時に重視しているのが、デザインだけでなく、自分の体の状況に合わせた服選び。


手術で卵巣を取ってから、「卵巣欠落症候群」という後遺症があります。
面倒くさいから、更年期のような症状と言っていますが…。

私の場合、更年期によくある、急激なほてりや多汗とのお付き合いがあるのですが、服を選ぶ時には、吸汗速乾性があることとか、通気性や透湿性を重視するようになりました。
その点では、美ジョガーウエアや山ガールスタイルは優れもの。
少しづつ、アイテムを増やしています。


そして、もう一つの大きな後遺症、「リンパ浮腫（ふしゅ）」。
手術でリンパ節を取ったので、そのとった部分のリンパの流れが悪くなることでおこります。

症状も人によって違うようですが、私の場合、浮腫みだすと、そけい部と太ももが浮腫んできます。
浮腫み防止のために、常時、弾性ストッキングってものを着用。簡単に言うと、めっちゃきついパンスト。
この弾性ストッキングのお陰で、浮腫みは軽減されます。

でもこれまでは、スポーツする時には、基本ストッキングは脱いでました。
だから、スポーツする時は、常に浮腫みを気にしながらの活動だったのですが…。

この前、リンパ浮腫外来に行った時に、運動する時こそ、弾性ストッキングを履く方がいいとを聞き、目からうろこ。
弾性ストッキングでの圧迫療法と、スポーツすることでの運動療法で、浮腫み軽減の相乗効果が期待できるんだそうです。

ちょっと、いや、かなり、気が楽になりました。

夏は蒸れが気になるけど、それ以外のシーズンは、今までよりは浮腫みを気にせずに運動が出来る。
後は、弾性ストッキングでの運動に慣れるだけ。

ってことで、ランニングスタイルも、弾性ストッキングの上にレギンスを履くことをベースに決めていけばいいことがわかり、スタイルも作りやすい。

細かなことですが、これまではスポーツタイツをどんなものにすべきか、結構迷っていたのです。
着圧が弱いと浮腫むかなぁ、とか、強すぎると足に負担かけるかなぁ、とか…。
試してみるには、スポーツタイツは結構高いしね…。


普段はスカートを全く履かないので、スポーツの時こそ、と、敢えてランスカや山スカートも履きます。
でも、動きやすさとか、足についたセルちゃんが妙に気になることを考え…。
今年はハーフパンツや8分パンツスタイルを楽しみたいと思いま～す。