晴耕雨読

長いサラリーマン生活を終え、悠々自適の生活を楽しんでいる60代
と言ってスタートしたがもう古希を迎えた

今年も餅が搗けた!

2016-01-18 | 趣味の仲間
昨日は野球の仲間の新年会を兼ねた餅つき大会
平成4年から始めて25回目になる
若いころ毎日曜日は野球の練習から始まり、反省会、麻雀と丸一日遊び通しだった
たまには奥方にお詫びを兼ねてお礼をしようとして始めたものだ

平均年齢70歳を過ぎて当初の目的を達成するにも出席する奥方が少なくなった
その代り孫や若い部員の子どもたちが参加してくれるようになりそれもまた楽しい

今年も私は餅つき係を担当した
もうそろそろ引退しないと、と思いつつ若い人に譲れない
少しは若い者にさせたのがこの写真、いかにも不安定任せることはとても無理だ
最初から最後まで搗き上げるパワーはすでにないが何とか恰好を付けて今年も搗くことができた


搗いた餅と皆で作った豚汁などで新年会
毎回抽選で何かをもらえる
今年は運よくボケの鉢が当たった
ボケを治すということだったのでこれを選んだ、今年もいい年であるように、また来年も楽しめるように!


今年は餅つきを2回やれた

2014-01-23 | 趣味の仲間
今年も餅つきができた、19日に恒例の餅つき大会
毎年野球の仲間と新年会を兼ねた餅つき大会をしているが今年は23回目となった
もともとは毎日曜日に朝から一日中遊びに出ているので奥方に感謝と詫びの気持ちを表そうと始めたものだ
今やその奥方も参加者は少なくなったが凝りもせずに続いている


餅つきをするもの、たき火をするもの、料理を作るものなど係を決めて整然と仕事は進む
朝8時から火を焚き、湯を沸かし、コメを蒸す
9時過ぎにはメンバー17名が集合してお神酒をいただいてから搗き始める
毎年同じパターンで進め、11時半に招待された奥方連中(今回は6名だけ)をお迎えする

毎年この行事が続けるようにしたいものだ
スタート時から2名がいなくなり、病気を抱ええいるものも数名いる
残っているものだけでも、できる限り続けていきたい正月行事だ
私は搗き手の一人として今年も無事役割を果たせた、来年も頑張りたい

1週間後の今日、ボランティアで行っている施設で餅つきがあった
担当の職員が準備したのだが、経験者は誰もいなくてなんともち米を炊飯器で炊いてしまっていた
まるで粥のようになったコメは餅の格好には到底ならず、粉を大量にくっつけて何とか形を作った
今年の失敗に懲りて来年はきっとうまくできるだろう


一日中寒い雨 運動会の予定が流れておもちゃの修理に没頭

2013-10-20 | 趣味の仲間
一日中冷たい雨が降り続く
家の中にいると寒さを感じる、この前まであんなに暑かったのに
10月の今頃は田舎の祭りがあり、霙が降り始める時期になる
皆が震えながら山車行列を観ているころかな?、もう何年も祭りには行っていない

この雨のおかげで予定していた自治会対抗の運動会は中止になった
ムカデ競争と障害物競走にエントリーされていたのでほっとする気持ちになった
古希を過ぎたのにまだこんなことをやるのかと、少しは悩んでいたのだ
若い人たちがもっと積極的に出てほしいものだ

時間ができたのでおもちゃの修理に熱中した
先日おもちゃの病院で預かってきたものに挑戦した
この木のおもちゃは単純な構造なのだがばらばらに壊れていてどう組み立てればいいのか分からなかったものだ
試行錯誤を重ねてやっと出来上がり、坂道をヤマアラシがカチカチ音を立てて歩いていく


クマのぬいぐるみのおもちゃ、足についているスイッチを押すと音楽が鳴り踊りだす
持ってきたときは電池が新品だと言っていたが調べると1本が電圧不足だ
電池は交換して持ってくるように頼んでいても半分はこの状態だ
その他に内部のピニオンギアが破損しているのを見つけ、交換して終了


家に持ち帰って約1週間、気にしていたのが出来上がり非常にいい気分になる
これがあるからおもちゃドクターは辞められない
あと2つ手のかかる修理が残っている
また明日もやれそうだから一頑張りしよう

今年も無事餅つきができた

2013-01-25 | 趣味の仲間
この前の日曜日、朝9時から資源回収、そしてその後に野球部恒例の餅つき大会をする
もう20年は続いているこの催し、野球の仲間が毎週日曜日は遊び通しで奥方に迷惑をかけた罪滅ぼしにはじめたのがきっかけだ
女性軍を招待して餅やトン汁を振舞うことにしている
このところ女性軍の参加は少なくなり本来の意味が薄くはなりつつあるが、実行することに意義はある

高齢化が進んで搗き手が少なくなり、今年は私も含めて3名だけ
3臼を交代しながら搗いたが、毎年、今年で終わりかと思いながらも続いている
搗き上がった餅は次の担当が餡餅、黄粉餅などに加工してくれる
トン汁、サラダなどを作る役割もあり、お膳の上は結構さまになってくる

先週はこの地方としては大雪が降った
道路の雪を早く解かそうとがんばり過ぎて右手首が少し痛くなっていた
それでも何とか痛みも治まって餅つきができた
新年会を兼ねたこの行事、後何年続くのか楽しみでもある


おもちゃ修理の一日

2012-12-18 | 趣味の仲間
先週の土曜日,市内のおもちゃの病院に出かけた
ミッキーマウスのレジスターがまず持ち込まれた
液晶の電卓がついたレジスターだが何も表示しないと言う
電池が良品なのを確かめた後、いつもの癖ですぐに分解し始める

内部点検をしたが異常らしい兆候は見当たらない
もう一度振り出しに戻って電池ボックスを見て故障原因が分かった
よくあるケースだが電極が液漏れでかすかにさび付いていたのだった
ヤスリで磨いて完了したが、思わぬ無駄作業であった

次に来たのがメリーゴーランド、音楽を奏でながらゆっくりと回転するものだ
それが動かない、モーターの回転音もない、中央部についているLEDも点灯しない
今度こそ分解するしか手はあるまい、とうことで分解を始める
いつものことでねじの多さに呆れながら電動ドライバーの手を借りて10数本を取り外す

そこまではいったが時間内で修理することができず持ち帰り(入院)としてしまった
まだ小さい赤ちゃんが毎日使っているという代物、何とか急いで治したいとの思いで昨日半日かけて修理した
出来上がったのを早速車で往復1時間かけて持ち主に届ける
おもちゃドクターとして一番うれしい時だ

図面がない,取扱説明書もない、正常な動作が分からない,というないないづくしの中での作業
いつもながら苦労が多いが、できたときの満足感と子供たちの笑顔が何よりの報償だ
50人にもなった仲間のドクターも皆日ごろから腕を磨いてがんばっているのはこの楽しみがあるからだ
今年もたくさんのおもちゃに遭遇した、これからも楽しみながら続けていきたい




早朝から盆踊りの撤去作業

2011-08-08 | 趣味の仲間
月初の第一日曜日はおもちゃドクターの会の全員集合日。
朝早く起きて5時から一人で盆踊りの電線撤去に取り掛かる。
途中から3人で作業したが約2時間で完了した。
この作業は来年に備えて他人に任せることはできないので無理をしての早朝作業である。

7時には野球部員が揃ってやぐらの撤去に取り掛かる。
設営するのは大変だったが撤去はあっという間に完了する。
今年も無事に納涼大会ができ裏方の我々にとってもうれしい限りだ。
といっても平均年齢が古希になってしまうチーム、来年はどうするのだろうか。

家に戻りそそくさと朝食を摂っておもちゃの会に出かける。
車でたっぷりと30分かかる距離だ、スタートが遅くなって遅刻する失態を演じてしまった。
それだけではない、先日来預かって修理したおもちゃを持っていくのをすっかり忘れてしまった。
大きな行事(?)を同時に2つこなすことが難しくなってきた、気を付けよう。

おもちゃ修理とDVDレコーダー

2011-08-06 | 趣味の仲間
昨日も蒸し暑くそして不安定な天気だった。
家の中にいても汗がにじみ出てくる、不快指数が多分高かっただろう。
特に外出する予定もないので預かっているおもちゃの修理などをする。
トーマスの仲間の機関車(メービス)を久しぶりに分解してみた。

電子を交換しても全く動かないという、例によって早速分解する。
モーター単独で回してみると異常はない、モーターが壊れているケースはあまりない。
よく点検してみると接続しているせんの接触が悪かった。
また電池の電極が液漏れでさびていた、おもちゃの故障原因はほとんどがこの手のものだ。

うまくできたので、知人から預かっていたHDD/DVDレコーダーの修理も試みた。
電源をつないでも動作しない、冷却FANが回っているだけだ。
中を観たらかなりゴミがたまっている、清掃したが変化はない。
図面があるわけでもなく、早々にGIVE UPする。

サービスステーションに電話で問い合わせる。
気になる修理費用は分からないが、新品を買うより高くつくケースもあるという。
こういう言われ方をすると頼むのに躊躇するのは当然だ。
HDDやDVDプレーヤーは壊れていないので捨てるのは忍びない、もう一度チャレンジしたい。

盆踊りの櫓組み作業 高齢者青年団いまだに活躍

2011-08-01 | 趣味の仲間
梅雨前線が停滞しているとかで新潟や福島では大雨になっている。
昨日はわが地方でも小雨が降り肌寒さを感じるくらいの気温になった。
またも長袖シャツを出して着る羽目になった、これからは両方を出しておいた方がよさそうだ。
こんなに気温の変化が激しいのが頻繁に起こることが珍しくなくなってしまった。

自治会恒例の盆踊りが今週末に行われる。
わが野球部はこの町内の青年団のようなもので、こういう行事には必ず駆り出される。
昨日は小雨の中やぐらを組む作業、朝早くから集まり鉄パイプで組上げる。
一言多い連中ばかりでなかなか前進しなかったものだが最近はうまくできるようになった。

これまではまともな組立図がなかったため毎年大きさや高さが違っていた。
最近になって若い担当者がきちんと図面を作ってくれたので要領よくできるようになった。
このような若者はこの自治会も例にもれず滅法少ない。
早く若い世代にバトンタッチをしたいがまだまだ先になりそうだ。

土曜日は朝早くから電気配線の工事をしなけれえばならない。
これも数10年我々が請け負っている、ほかのメンバーが手を出すことができないようだ。
高所作業が伴うので高齢者には危険でもあるが皆若いつもりで動いてくれる。
毎年もうそろそろ何とかしたいと言いつつ今年も同じように動き回ることになりそうだ。

足の痛みを押して野球を楽しむ

2011-07-25 | 趣味の仲間
右足の調子はまだよくならない、歩くと激痛が走る。
いつものように野球ができるかどうか心配だったが、週に一度の楽しみを休むわけにはいかなかった。
普通に足をついて歩くと痛いので、足の側面をついて歩くようにすれば何とか大丈夫。
あまり動きのないポジションを守ろうとしたが結局いつも通りピッチャーをする。

軸足が痛いのにどうして投げられるのだろうか?
痛みのない歩き方をすると同じでなるべく痛くならないような足のつけ方をする野がいいようだ。
あまり痛みも感じなくて通常通り投球することができた。
ただ走ることはできない、ちょっとでも力むと猛烈に痛くなる。

こんなにしてまでも遊ばなくていいものを、と思いつつ2時間遊んでしまった。
幸いその後でおかしくはなっていない、治ったわけではないが。
こんな状態が続くのだろうか、少し様子を見るしかないのだろうか。
とにかく足に負担をかけないようじっとしていよう。

猛暑の中で資源回収と野球練習 いつもの予定をこなす

2011-07-18 | 趣味の仲間
朝から強烈な陽射しで気温はうなぎのぼり、真夏日は連続する。
この暑さの中で毎月第3日曜日恒例の資源回収をする。
野球の仲間全員で車で各戸の玄関先の資源を回収するだけの作業だ。
30分もあれば全戸を回ることができるが全員汗だくで作業を終える。

その後が大変だ、いつものように野球の練習、集まりが悪く紅白試合はできないのは仕方がない。
少し風があったのが救いで、誰も熱中症らしき症状は出さずに楽しめた。
この年になって皆よく体力が続くものだと感心する。
それにしてもこの猛暑はいつまで続くのか、体力のない人たちにとっては応えるだろう。

我々は遊んでいるのだから好きな時に休むことはできるが、被災地の人たちの苦しみはいかばかりか。
わが家ではまだエアコンを使わない生活をしている、やせ我慢ではない、無駄をしたくないのだ。
幸い家の前が空地なので風通しは比較的良いのが効いている。
強烈な西日が入ることも少なく、立地条件はいいのかもしれない(冬は寒いのが欠点だが)

シニアチームとの親善試合 大逆転で負けてしまった

2011-06-27 | 趣味の仲間
心配されていた雨も何とか回避でき3か月ぶりに親善野球をすることができた。
前日におもちゃドクター養成講座を開いた街のチームが相手で、2日連続で往復2時間の旅をする。
このチームとは今年から相手をしてもらっているが雨や他の行事との関係で3月以来2度目の試合となった。
相手の平均年齢は約10歳若く、毎年シニアの全国大会に出ているというチームである。

試合は前半でかなりのリードをして、これは久しぶりの祝杯かと思ったら案の定大逆転をくらってしまった。
先発投手を任され順調なスタートを切ったのだが、4回に突然制球が乱れだした。
疲れからくるものだとは分かっているのだが、飛ばし過ぎのいつものパターンだ。
フォアボールはないものの、ボールが多くなると野手の守備の乱れが連鎖的に発生するのもいつも通りだ。

打球の処理にことごとく失敗する、全員が一挙に疲れが出てしまい足元がふらつくようだ。
まあこれがわがチームの実力だろう、けが人が出なかったのが幸いと思おう。
もう少し人数がいれば選手交代ができるのだが、定員ぎりぎりの構成ではいかんともしがたい。
懲りずにまた来月も相手をしてくれるという、少しは練習して格好がつくくらいになりたいものだ。

筍掘りに出かけた

2011-06-22 | 趣味の仲間
隣町に筍掘りに出かけた、昨年に続いて理科の会の会員の一人が所有する竹林にお邪魔した。
主目的は秋に子供たちに篠竹鉄砲を作って見せるための材料採りなのだが、序にタケノコもいただいた。
雨後の筍と言われるようにこのところの雨で地面から無数に顔を出している。
いただいた真竹は孟宗竹と違って大きくないので簡単に採ることができるので楽なものだ。

短時間であっという間に持っていた袋一杯に掘ることができ、早速夕飯の食卓はタケノコご飯となった。
軟らかく、おいしくいただくことができ感謝感激、今日は娘たちにもおすそ分けをすることにした。
まだ残っているので2~3日はタケノコ料理を期待できそうだ。
塩漬けすれば長持ちするというが、そこまで持たせることもなく消費することになるだろう。

一緒に採った篠竹で空気鉄砲を作る作業をこれからしなければならない、これが主目的なのだ。
昨年は採った後でしばらくの間放置しておいたらカビが生えさせてしまったという苦い経験をした。
また小学校低学年の子供たちの力ではなかなかうまく撃つことができないという問題もあった。
まだ時間があるので昨年の失敗を繰り返さぬよう皆の協力を得ながら改善していきたい。

蒸し暑さの中野球練習 またけが人が出る

2011-06-13 | 趣味の仲間
昨日は雨も上がってグランドコンディションは良く、蒸し暑かったが野球の練習にはほぼ全員が集まった。
皆この日を楽しみにしているのだ、運動不足を解消し、日頃の憂さを晴らすのに絶好の場だ。
先週の練習で一人が右手の薬指を骨折したという、彼は昨年足の肉離れも経験している。
わがチームはスポーツ保険というのに加入しているのでこういう場合に保険が適用される。

今は彼の他に一人けがで保険が適用されているらしい、通院する度にいくらかお金をもらえる。
これだけ年寄りの集まりになると常にけが人がいる感じだ。
皆それぞれ気をつけてはいるのだが、頭で考えるのと体の動きのミスマッチは致し方ない。
そして枯れ木のようになっている骨は簡単に折れることが多い。

私も過去に数回骨折を経験している、もう20年近く前のことでこの保険は入っていなかった。
右手首の複雑骨折はひどかった、外野で捕球のため走っていた時に足を取られて右手をついて転倒した。
全体重が手首にかかり骨が飛び出した、手がボールを持った形になるフォーク状骨折というものだった。
その後連続で指を骨折した苦い思い出があるが、それ以来アキレス腱断裂はあったが骨折はしていない。

若い時から鍛えた体ではないのでこういう事故が起きやすいのだろう。
真剣に野球をしていて怪我をするのなら仕方がないと思うが、そうでない場合に事故は起きやすい。
心ここに非ずという姿勢が見え隠れする者がいないわけではない、何しにここへきているのだ!
週に一度の楽しみに集まるのだからもっと真剣にやればいいのにと思うことが多いこの頃だ。

雨の一日 ビデオカメラの動作確認をする

2011-05-30 | 趣味の仲間
台風の影響で強い雨が降り続く、ハザードマップでは水害の危険区域であるこの地区だが大丈夫だった。
雨のため週に一度の野球ができず日曜日楽しみがなくなってしまった。
子供たちや趣味のグループの仲間たちとの約束は日曜を避けるようにしているので、雨となると全くの暇だ。
なんと木曜日から数えて4日連続で家にいる羽目になった、こういう時は夫婦喧嘩が起きやすいので要注意。

来週予定のボランティアグループの昨年度の成果発表会の準備をする。
何年振りかでパワーポイントを作成してみた。
会社を辞めてからもう必要はないと思っていたが思わぬところでやらされるものだ。
こんなことは人に任せて自分の好きな作業をやれる立場に戻りたい。

時間があるので頼まれていたビデオカメラの動作確認をした。
7~8年前に発売されたものだがテープ録画はもう古いのか販売は終了している。
当時としては高価だっただろうが日進月歩のこの世界、機能的にはもう古くなっているのだ。
持ち主は新しい機種に切り替えたので不用となってリサイクルに持ち込まれたのだろう。

私たちが若い頃は結婚式などでよく使ったが、当時は肩が痛くなるほど大きく重かったものだった。
取説を読んで動作確認をするが、こんな小さな機械によくこれだけの機能を持たせたものと感心する。
使う人はこのうちどれだけの機能が必要なのだろうか、特に高齢者には取説を読む視力も気力もない。
それでも時間がたっぷりあったので眼鏡をずらしながら小さい文字を読んで使えることが確認できた。

視力の衰えが激しくなった(ラジオの製作)

2011-05-25 | 趣味の仲間
先日作ったラジオをスピーカーでも聞けるように改造を始めた。
といってもパワーアンプのICを1個追加するだけだ。
追加部品は数点だけなのだが町まで買いに行くのは面倒臭い、わがジャンクボックスから拾い集める。
昔のテレビらしきプリント基板があったのでそこから抵抗、コンデンサーを取り出すことにした。

まだその頃の電子機器は米粒のような部品は使っていなかったので何とか使うことができる。
それでも視力の衰えが激しく、カラーコードが読めなくなってしまった。
おもちゃ修理に欠かせない拡大鏡が必需品となっている、安物を通販で買ったが結構役に立つ。
字が書いてあることすら気が付かなくなった視力、日常生活に支障が少ないからまだいいのだが。

かき集めた部品をユニバーサル基板にきれいに並べてはんだ付け、昔会社の実験室での作業を思い出す。
時間をかけて完成し、出来は決してきれいとは言い難いものであったが一応動作は確認できた。
まだ音が出ただけの段階なので、これからは少し整理をしてラジオらしく改良していく。
この作業を子供たちにどれだけの範囲でやってもらうのか決めるのは難しい。

おとなの我々でもラジオを自作すると出来上がった時はうれしくなる。
子供たちはもっとだろうと考えるのは正しいだろうか?
100円ショップで買える時代だ、そんなことには興味が全くないと言われるかもしれない。
彼らに理科の面白さをいかに伝えるか、私たちの目的はそこにあるのだが。