北海道大学応援吹奏団

北海道大学応援吹奏団の団員によるブログです!

32代へ

2015年11月07日 21時57分50秒 | 32代

それはもう3週間も前のことですが、代変わりコンパがありました。

来てくださったOB・OGの皆様ありがとうございました。夜遅くまで話をしたその内容はもう4割くらいしか覚えてませんが、非常にありがたく、楽しい時間を過ごしたことくらいは今後も覚えていると思います。今後とも変わらぬ付き合いをよろしくお願いします。

代替わりコンパは無事終わった訳ですけれども、このコンパ、続きがありましてそのことを詳しく書いていきたいと思います。

 

コンパの終わりに前団長栗田冴稀さんから、「あとでちょっと部屋まで来てよ」と言われました。ということで部屋に行ってみました。するとおもむろに何かをもってやってきました。

なにやら、怪しい発泡スチロールの中に濡れた新聞紙が…その覆いかぶさった新聞紙を取ってみると…

蟹!!

そう、なんと蟹を丸ごと一杯ごっつあんしてくれたのでした。いったいなぜでしょうか?前団長から新団長への激励の意図でしょうか?いいえ、実はこれはですね、昔こんなことがあったんですよ。ホワンホワンホワ~ン。

さかのぼること2013年3月

私は北大の入試が終わり恵迪寮の茶話会に行きました。そこで北沢さん(第100・101代応援団リーダー長)に誘われて、一緒に寮内で鍋を囲みました。そこには毛の白みがかった一人の男がいました。

男「おい、お前、何学部を受験した?」

私「農学部です。」

男「そうか、農学部か、俺はな、医学部に行きたかったんや、でもな、ふたを開けたら工学部やった。お前は本当はどこの学部に行きたかったんや?」

私「農学部です、別に不本意ではないです。総合理系じゃないので…」

男「そうか、それならもしお前が合格してこの恵迪寮に入寮してきたら、北海道で一番美味い蟹ごっつあんしてやる。まあ、受からんやろうけどな。」

そう、この髪の毛の白みがかった男こそ前団長栗田さんなのです。私は結局栗田さんがいるとも知らずに応吹に入り、栗田さんの次の団長になりました。そして、この一杯の蟹こそ、2年7ヶ月の時を経て果たされた約束の品なわけです。(もし応吹でなかったらもらえてなかったかもしれない)

というわけで、次の日にまるごと食べちゃいました。

バター焼きに塩茹で、

味付けに使った塩は神々からのごっつあん品っぽい岩戸塩

感想を言うとしたら、「だし醤油」ですかね。塩もほんのちょっと振っただけですが、本当に味が濃く、だし醤油みたいでした。いや、あくまで味を例えるならってことです。あと、私はだし醤油が好物なので誉めてますよ、この例え。

そんなこんなで蟹をまるごと一杯を1時間足らずで食べてしまいました。このエネルギーを糧に応援に向かいたいと思います。ではでは。

山村


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