それはもう3週間も前のことですが、代変わりコンパがありました。
来てくださったOB・OGの皆様ありがとうございました。夜遅くまで話をしたその内容はもう4割くらいしか覚えてませんが、非常にありがたく、楽しい時間を過ごしたことくらいは今後も覚えていると思います。今後とも変わらぬ付き合いをよろしくお願いします。
代替わりコンパは無事終わった訳ですけれども、このコンパ、続きがありましてそのことを詳しく書いていきたいと思います。
コンパの終わりに前団長栗田冴稀さんから、「あとでちょっと部屋まで来てよ」と言われました。ということで部屋に行ってみました。するとおもむろに何かをもってやってきました。
なにやら、怪しい発泡スチロールの中に濡れた新聞紙が…その覆いかぶさった新聞紙を取ってみると…
蟹!!
そう、なんと蟹を丸ごと一杯ごっつあんしてくれたのでした。いったいなぜでしょうか?前団長から新団長への激励の意図でしょうか?いいえ、実はこれはですね、昔こんなことがあったんですよ。ホワンホワンホワ~ン。
さかのぼること2013年3月
私は北大の入試が終わり恵迪寮の茶話会に行きました。そこで北沢さん(第100・101代応援団リーダー長)に誘われて、一緒に寮内で鍋を囲みました。そこには毛の白みがかった一人の男がいました。
男「おい、お前、何学部を受験した?」
私「農学部です。」
男「そうか、農学部か、俺はな、医学部に行きたかったんや、でもな、ふたを開けたら工学部やった。お前は本当はどこの学部に行きたかったんや?」
私「農学部です、別に不本意ではないです。総合理系じゃないので…」
男「そうか、それならもしお前が合格してこの恵迪寮に入寮してきたら、北海道で一番美味い蟹ごっつあんしてやる。まあ、受からんやろうけどな。」
そう、この髪の毛の白みがかった男こそ前団長栗田さんなのです。私は結局栗田さんがいるとも知らずに応吹に入り、栗田さんの次の団長になりました。そして、この一杯の蟹こそ、2年7ヶ月の時を経て果たされた約束の品なわけです。(もし応吹でなかったらもらえてなかったかもしれない)
というわけで、次の日にまるごと食べちゃいました。
バター焼きに塩茹で、
味付けに使った塩は神々からのごっつあん品っぽい岩戸塩
感想を言うとしたら、「だし醤油」ですかね。塩もほんのちょっと振っただけですが、本当に味が濃く、だし醤油みたいでした。いや、あくまで味を例えるならってことです。あと、私はだし醤油が好物なので誉めてますよ、この例え。
そんなこんなで蟹をまるごと一杯を1時間足らずで食べてしまいました。このエネルギーを糧に応援に向かいたいと思います。ではでは。
山村