本願寺月光蟲です。
年齢を重ねるとつまらない日常でもそれなりに経験してきたんだなあ、と思ったりする。
自分の人生のモデルを決めるのは30超えてからだったような気がします。
20代のうちはまわりとそんな大差ないんだが。
一部は英才教育を受けたり。
自己顕示欲なだけで受験「だけ」に集中する学生とか。
大事なのは働くまでではなく、働き始めてからだ。
親は選択肢が多くなる教育を考えるが、それが幸せとも限らない。
かといってずっとフリーターで言いと言えるのは20代だけだ。
しかも周りの人種が変わらなければ自分が低いだの高いだのの位置がわからない。
「競争なんかしたくない」とかいう。
そういうのは競争とは言わないわけ。
親の価値観、というのは言ってしまえば時代に作られた感じもするが、人生経験ってのは性格関係なく作られるもののような。
自分の思い通りにさせようとする親をもったガキはいつの時代でも不幸な気がするが、自分の子供があきらかに間違った道に行けばそりゃ治すだろう。
ただ、その治し方に問題がある、と思ってたんだが30超えてからじょじょに変わってきたかもしれない。
20代のうちは大抵横並びだ。
下というものを見ていないし、なおかつ上も見ていない。
かといって真剣でもない(真剣だと自分が思ってるだけ)
この上とか下ってのは個人の価値観と思うかもだが年齢重ねると意味がわかってくるような気がします。
世の中いろんな人がいる、と頭ではわかっているものの何歳になっても驚きを隠せないような出会いがあったりする。
その新しい面白い人(恋人だのそういうのではなく)と出会える可能性の問題だ。
だが、ひっそりと生きるのが幸せだとしたらどうなんだろう??
色んな考え方がありますが、絶対的な間違いはあるけれど絶対的に正しい事は少ない。
はやしまりこ、あんま人格は好きではない。
だが、この本は面白いです。
若い人程読んでほしいと思います。
ストーリー紹介しておきます。
いろんな人が出てきます。
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うちは「下流」の家庭になるの!? ベストセラー文庫化
中流家庭の主婦・由美子の悩みは、高校中退した息子が連れてきた「下品な」娘。現代の格差と人間模様を赤裸々に描ききった傑作長編。
東京の中流家庭の主婦として誇りを持つ由美子。高校中退の息子がフリーター娘・珠緒と結婚宣言をしたことで「うちが下流に落ちてしまう」と恐怖を覚え、断固阻止を決意する。一方馬鹿にされた珠緒は「私が医者になります」と受験勉強を開始して―切実な女の闘いと格差社会を描いた傑作ベストセラー小説。
今日の1冊
下流の宴 林 真理子 (著)
下流の宴 感想
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最近サブカルもオタクもつまんなくなりましたね。
自称する連中ばかりが多くてゲンナリしてます。
面白い文化って自分で見つけないといけないね。
メジャーもマイナーも関係ないっす。
読んだ本の感想です。(批評ではなくただの感想)
読んだ事がない人向けに書いてるつもり。
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