音楽と交流で地域をつなぐ~地域互助力向上ネットワーク0-100(ゼロ百)地域の輪~

0才も100才も無関心でない「互助」のまちをみんなで実現♪互助につながる日々の活動を綴ったブログです♪

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チャレンジド「リノラ」

2018-02-04 | 0-100地域の輪
こんばんは(^-^)

地域互助会力向上ネットワーク
0-100(ゼロ百)地域の輪実行委員会中島です。

2018年3月18日(日)11時~16時
浜玉公民館 社会体育館で開催
【0-100地域の輪】

※後援 唐津市
この事業は唐津市がんばる地域応援事業補助金を受けて実施されています。


先週は「障がい」ブース担当の
チャレンジド「リノラ」
代表の中山恵子さんとメンバーのお二人と打合せでした。

リノラのブログ

0100立ち上げの時から、障がいや福祉のテーマはリノラにというのが頭にあった私。

その理由は。

私が、障がいについて学びたい!と思ったときに出会えた人だから。(つないでくれた友人がいます♪)

ご自身も障がいのあるお子さんを育てながら活動されています。

人が好きで、はい!はい!と元気に声を出してくれる息子ちゃん。笑顔が素敵です。(そこは本当にお母さん譲りと思う!)



リノラの毎月のりふれでの茶話会では
悩みを話せる場、情報交換の場の提供がなされており、障がいのあるお子さんを持つ保護者だけでなく、メンバーや、活動を応援したいと思うサポーターが集い合い、コミュニケーションを図ることができます。


講演会も、定期的に開催されていて

例えば昨日は

「発達障がい児の思春期から青年期の関わり方・性について」

という題名で、

佐賀県東部発達障害支援センター
センター長 西依一彦さんが出張講演してくださいました。

小さなコミュニティのはじまりでも、
こうして外部から講師を招いて学びの機会や、現状を伝える機会、より良い状況になるにはどうしたらよいのかアドバイスをいただける機会を継続できる活動は、地域の皆さんにもぜひ知ってもらいたいと思います!


障がいについて学ぶ場では。
多くの場合私は聴く側になります。
経験していないことがほとんどだからです。
でも、聴いたことを自分の中で子育てや暮らしの中の出来事と関連させて想像しながら
噛み砕いて受けとめています。
無理には話さないし
私にできることもあれば
今はできないことがあるのも両方事実です。

きっとそれは人それぞれで、
一人一人、現状と私の想像では
大きく違うのだとも思うけれど、
「想像する」ということで私は確かに
皆さんと出会う前より
色んなことを色んな方向から考えることができるようになり、道も開けた気がします。

0-100地域の輪では
ハワイ語の「Lino」=みんなを明るく照らす、繋ぐ」と「la」=太陽

から作られた【リノラ】という名称にふさわしく♪

あたたかい輪を作る
ひとつのブースとして、
伝えたいことが地域の皆さんに自然な形で伝わったらいいな~と願っています!

茶話会の様子♪
昨年講師としておよびいただきました(^-^)

【チャレンジド】とは?

「障がいを、マイナスとのみ捉えるのではなく、障がいを持つゆえに体験するさまざまな事象を自分自身のため、あるいは社会のためにポジティブに生かしていこう、という想いを込め提唱している呼称です。」

中山さん(呼称ケイティ(^^))
よろしくお願いします!



3月18日、皆さまご来場お待ちしています(^-^)


ご意見ご質問はお気軽に!
09095760958(中島)

















苦難のときの友

2018-02-04 | 日々の日記♪
こんにちは(^-^)

今日はまた寒く雪がチラチラと降ったりやんだりの唐津です。

娘の幼稚園は発表会でした。
赤ずきんの出番。
よく頑張りました!

1年ごとに
本当に成長が分かる発表会。

自分の子じゃなくても
例えば赤ちゃんのときレッスンに来てくれたお子さんが年長さんで立派に踊ってたら
涙腺が緩みます。
あるいは年少さん。
なんにもしないで
立ってるだけでも
泣けてきます(*^^*)

先生たちのご苦労も伝わり。
何がどうでも感動せずにはいられない日です(^^)


さて、
昨日は大切な友人と共に
まなびの時間。



今の唐津のこと、子どもたちのこと、地域のこと、これからの色んなことを考えさせられる経験を頂きました。

タイムリーに?
さっきFacebookの投稿で
赤鬼 青鬼 黒鬼の話を読んで
「友達」について考えました。

※以下参照※

【泣いた赤鬼のその後

⭐⭐⭐

山の中に、一人の赤鬼が住んでいました。
赤鬼は、人間たちとも仲良くしたいと考えて、自分の家の前に、

「心のやさしい鬼のうちです。
どなたでもおいでください。
      
おいしいお菓子がございます。
お茶も沸かしてございます。」

と書いた、立て札を立てました。

けれども、人間は疑って
誰一人遊びにきませんでした。

赤鬼は悲しみ
信用してもらえないことをくやしがり

おしまいには腹を立てて、立て札を引き抜いてしまいました。

そこへ、友達の青鬼が訪ねて来ました。

青鬼は、わけを聞いて
赤鬼のために次のようなことを考えてやりました。

青鬼が人間の村へ出かけて大暴れをする
そこへ赤鬼が出てきて、青鬼をこらしめる。

そうすれば、人間たちにも
赤鬼がやさしい鬼だということがわかるだろう、と言うのでした。

しかし、それでは青鬼にすまない
としぶる赤鬼を、青鬼は、無理やり引っ張って

村へ出かけて行きました。

計画は成功して
村の人たちは、安心して赤鬼のところへ遊びにくるようになりました。

毎日、毎日、村から山へ
三人、五人と連れ立って、出かけて来ました。

こうして、赤鬼には人間の友達ができました。
赤鬼は、とても喜びました。

しかし、日がたつにつれて、気になってくることがありました。

それは、あの日から訪ねて来なくなった、青鬼のことでした。

ある日、赤鬼は、青鬼の家を訪ねてみました。
青鬼の家は、戸が、かたく、しまっていました。

ふと、気がつくと、戸のわきには、貼り紙がしてありました。

そして、それに、何か、字が書かれていました。

「赤鬼くん、人間たちと仲良くして、楽しく暮らしてください。

もし、ぼくが、このまま君と付き合っていると
君も悪い鬼だと思われるかもしれません。

それで、ぼくは、旅に出るけれども、
いつまでも君を忘れません。

さようなら、体を大事にしてください。
どこまでも君の友達、青鬼。」

赤鬼は、だまって、それを読みました。
二度も三度も読みました。

戸に手をかけて顔を押し付け、しくしくと
なみだを流して泣きました。
                                   (以上 浜田 廣介 原作)

(ここより、安部浩之 創作)

雲の上から、その様子を見かねて現れたのは、
鬼の大将である黒鬼でした。

黒鬼は赤鬼のところに現れ、言いました。

「どうして、そんなにいつまでも泣いているのか」
赤鬼は言いました。

「僕は、人間の友達が欲しいばかりに、本当の友達を失ってしまったよ」

そう言って、またしくしくと、なみだを流して泣くのでした。

黒鬼は
「そうか、それなら、今から青鬼に会いに行くかい?」

と言いました。

赤鬼は泣きながら言いました。
「知ってるの?」

「知ってるよ、雲の上から、すべてを見ていたからね」

「会いたいよ、会いたいよ、どこにいるの」

「家の中さ」
「えっ、家の中?」

「そうさ、目の前の家の中にいる。青鬼だって行くところはないよ。

この貼り紙をして、家でじっとしていればいいと青鬼は思ったんだよ」

赤鬼は、一瞬、苦しい顔をしました

「僕たちが仲良くなって、
二人のお芝居がバレると人間の友だちがいなくなる。」
そう思いました。

でも今、本当の友達が一番大切なんだと
とにかく、僕の気持ちを伝えたいと、
それが、今できる精一杯の、僕の優しさだと
そう決意しました。

赤鬼は目の前の戸を叩きました。
戸は閉ざされたままで、返事はありません。

それでも、赤鬼は泣きながら何度も何度も叩きました。

見かねた黒鬼が
「出てこい!青鬼」
その言葉のあと、実は、戸のそばにいた青鬼が
ゆっくりと戸を開けて出てきました。

青鬼は、驚くくらい、げっそりとやせていました。

赤鬼は青鬼の姿を見て、ただ、抱きついて

「ありがとう、ごめんね・・・ ありがとう、ごめんね・・・」
と繰り返すばかりでした。

青鬼は言いました。
「違うよ、違うよ、赤鬼くん、鬼はね、いつも人間をおどかすばかりで、鬼と人間は敵だったろう?

だからね、人間と仲良くしたいという赤鬼くんの気持ちを、
僕はスゴイと思ったんだ。

だからね僕こそ、本当に「ありがとう」なんだ。」

次の日、赤鬼は、 家の前に
「心の、みにくい鬼のうちです。」
という立て札を立てました。

それを見た人間は不思議に思い、
逆に、いつになく多くの人が集まってしまいました。

赤鬼は
集まってくれた人間に、隠すことなく正直に全てを話しました。

その話を聞いて人間は、しばらく黙り込んでいましたが、

ついに、ある言葉が出ました。
「だましてたんだね」

それから堰(せき)を切ったようにいろんな言葉が出ました。

「芝居を演じたズルい鬼」
「立て札の通り、本当にみにくい鬼だ」

「これまでの優しさも芝居だったのか」

「青鬼がかわいそうだ」
「いや、青鬼は馬鹿だ」

「しょせん鬼は鬼だ」
赤鬼は、何も言えず、ただ
「人間の友だちがいなくなる」
そう思いました。

そう思うと、また、しくしくと涙を流すのでした。

しかし
それでも、人間の言葉が止まることはありませんでした。

その時、突風と共に、 黒鬼があらわれました。

その力強く、荒々しくも見える姿に人間はたじろぎ、言葉を止めました。

その姿とは裏腹に、黒鬼の言葉はしなやかで・・・

そして、ひとり言のように人間に問いかけました。

「青鬼は、友だちの願いを叶(かな)えるために犠牲になったよ、
やさしい鬼だ・・・

友だちが欲しくて寂しがり屋の赤鬼は、
人間にあらん限りのふるまいをし

そして、青鬼のやさしさを知って、
あやまり、全てを打ち明けたよ、やさしい鬼だ・・・

でも、でも
一体、君たち「人間のやさしさ」、はどこにあるのだろう・・・? 」

「人間のやさしさ・・・?」

人間の誰もが、その言葉を心の中で繰り返しました。

・・・・・・・・ 沈黙が続きました。・・・・・

だれ一人、人間の口からは、言葉が出なかったのです。

むしろ、黒鬼の堂々たる姿と言葉に、
不動の威厳を感じ、神々しささえ感じたのでした。

誰も黒鬼から目を離すことが出来ませんでしたが、
再び、突風が吹きすさび、チリが人の目を奪いました。

そして、黒鬼は突風と共に姿を消していました。

それから、数日後
赤鬼も青鬼も
山から姿を消してしまいました。

この過ぎ去った出来事は

ここに集った人間たち1人1人の心に、
深く、深く、刻まれました。

その後も、この話題になると、
意見は、まちまちでしたが、

子どもも大人も
自分の「やさしさ」を見つめようとする心は

いつまでも変わることはなく、年を重ねました。

そして、事あるごとに 人間は、「やさしさ」を大切にしたいと、

赤鬼の家に集い、 この出来事を友に伝え、子に伝えました。

そして、 赤鬼の住んでいた家の前に
書き換えられることがないよう

石を刻んで立て札をつくりました。
そこには、こう書かれていました。

「心のやさしい鬼のうち 
いつでも帰っておいで」 】



友だちの定義。
みなさんにとって
友だちとは?


私は育った環境ゆえに

今でも、色んな瞬間にふと思い出す聖書の言葉があります。


「真の友はどんなときにも愛し続けるものであり、苦難のときのために生まれた兄弟である」

この言葉がとても好きです。



うれしいことを共有できる関係
そこでももちろん、
自分のことのように喜べる人、
喜んでくれる人って、
大切な人かもしれないけど。


本当に苦しいときに
支えを感じられた人って
ずっと、ずっと、忘れられません。


幼い頃
母のように慕っていた大好きなおばさんがいました。3人の男の子がいて、
「うちは女の子がいないからうれしいな」と娘のように可愛がってくれました。

一緒にコンサートに行ったり
パンを作ったり
泊まりに行ったり
色んな思い出があります。

小学生の頃で漬け物が苦手な時
「おばちゃん作ったから食べて」

やっとの思いで飲み込むように一個食べたら笑
「もう一個食べて。遠慮しないでほら」子どもながらに苦笑いでしたが(^^;
思い出のひとこま。


反抗期。
やりたいことと、やったらいけないこと。思いっきり迷ったときにも。
おばさんを悲しませたくない!と
自分の行動を律することができました。

父の病気が分かり、闘病中も
一家が本当に気にかけてくれました。
父が遺言の中でおばさん家族に言葉を宛てたほどです。

息子さんの一人が20代の時に父と同じ病気になり
手術に立ち合うことになりました。

母じゃなくて、私が立ち合いました。
高校生の時です。

何の力になれるのか
そのときは全然分からなかったけど
おばさんの気持ちに添えるならと思ったことは覚えています。


それから20年の間に本当に色んなことがあって
会えない人になってしまったのですが。

闘病中と聞いて
なんとか4年前に会うことができました。

「いつでも帰っておいで」とだけ
痩せ細った体で手を握って伝えてくれました。

聖書の言葉。
「どんなときにも愛し続けるものであり」
例えばこんな風に、
会えない人になってしまったとしても
愛し続けるもの…

すごく深い言葉です。


鬼の言葉を借りるなら。

「人間の友だちが居なくなっても
本当の友達が一番大切なんだ」

と、

「真の友」に伝えたくなった今日です。

読んでいただきありがとうございます!

さぁ、

唐津市の後援を受け、
がんばる地域応援事業補助金を受けて開催できる「0-100地域の輪」イベント。

一人ではできないことを、
「互助」をテーマに支えてくださる有志が集まります!是非、鎖のようではなく、あたたかな輪のようなつながりをどこかで感じていただけたらうれしいです。


地域互助力向上ネットワーク
0-100地域の輪 実行委員会
中島直子