ビジネスをグローバル化する前に考えてみるべきこと、そのひとつが「翻訳をアウトソーシングすべきか、社内に翻訳チームを作るべきか?」です。
CSAリサーチ社が最近行った「ソースクライアントから直接請けた仕事量の変遷 」に関する調査には11,000以上の回答が集まりました。
それによると翻訳者の75%が自営業(フリーランス)であるのに対し、クライアントまたは言語サービスプロバイダー(LSP、翻訳会社)いずれかの社内で(社員として)仕事をしているのはわずか13%であることがわかりました。
ちなみに、残りの回答者は失業中であったり、自分がプロの翻訳者だと認識していなかったとのことですが、この数字からは「フリーランスとの協業に対する企業のオープン度」がわかります。
ビジネス文書の翻訳を内製すべきか外注すべきかは、どちらかを選択する場合でも翻訳コストを考慮する必要があります。
また、第三者の翻訳サービスを利用する場合と専任の翻訳者を採用(雇用)する場合の、メリットとデメリットを比較検討することも重要です。
では、翻訳コストは何によって決まるのでしょうか。また、ビジネス文書の翻訳を外注するのと社内の翻訳者を使って内製するのではどちらが良いのでしょうか。
目次
- 翻訳サービスを利用するといくら掛かるのか?
- 1.1 外注コスト
- 1.2 内製コスト
- 1.3 外注と内製、費用対効果が高いのは?
- 翻訳は翻訳会社に外注すべきか?
- 2.1 翻訳を外注するメリット
- 2.2 翻訳を外注するデメリット
- 社内に翻訳チームを作って翻訳を内製すべきか?
- 3.1 翻訳を内製するメリット
- 3.2 翻訳を内製するデメリット
- イノベーションを推進する競争力を活用したいなら翻訳は外注するべき
- まとめ
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