ほりのすけ国史 (わがくに)の祖国大日本の歴史講義配信

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国歌君が代の歌詞のさざれ石の巌となりて

2019年07月02日 | 国歌君が代
国歌君が代の歌詞

君が代の歌詞を続けてみていくと、
「さざれ石の巌となりて」という文章になっています。

これは小さなさざれ石が長年をかけて巌という大きな石になるまでの長い長い年月を示す
ものとして引き合いにされているのです。

小さな石が大きくなることはあります。
といいますのは
本岐阜県春日村にある
さざれ石の成分は
炭酸カルシウムや水酸化鉄によるもので、
これら小さな石と石の間にこのような成分がはさまってくること
により石どうしがつながりやが
て大きなものになっていくことができるとされます。

学術的には「石灰質角礫岩」
という名称です。
石灰石が雨水によって成分を溶け出すことにより、粘着力のある乳状液が表面に流れでてゆくことで周辺の小石をつなぐ役割をするということが化学的にも実証されています。

こうしてできあがった
「巌となったさざれ石」は
われら日本全国各地に存在しており、
いずれも神聖な力によって
出来上がったものとして神社などにまつられています。

代表的なものとしては
三重県二見浦の夫婦岩、
京都の勧修寺、
同じく賀茂御祖神社があります。

日本一の大きさを持ったさざれ石とされているのが、
京都上京区にある護王神社のものです。
表面に苔もついていることからまさに君が代の世界観を感じさせてくれるたたずまいとなっています。


なお岐阜県の君が代のもととなったさざれ石は、揖斐川町にあるさざれ石公園におかれています。

日本七高山である伊吹山のふもとに位置しており、しめ縄をつけた状態で置かれています。

一目見て「君が代だ」と思ってしまうほどその様子は勇ましく、ついつい拝んでしまいたくなるほどの様子をしている石であるので、一度実際に目にしてみることをおすすめします。

石を見ると、君が代に歌われていることの意味をより一層強く感じることができるようになるかもしれません。

さすが深い意味合いのわれら祖国日本です。


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