心配おかけしました。
13日入院、15日手術、成功し、無事戻って
まいりました。
また新たな狭窄が見つかりましたが、今回は見送り
またの機会にステントグラフト留置になるでしょう。
図のように腹部大動脈瘤にはまだ1.5cmの余裕があ
りましたが、今回一緒にステントを入れました。
今回のステントグラフトは15cmと長く大きな物に
なりました。
そして図のように弓部にも人工血管が入っておりま
すし、冠動脈には少し細いステントグラフトが4本
入っております。
この絵をしげしげ見て思うには、自分の体は本当に
サイボーグと思ってしまいました。
この血管の修復作業は寿命をまっとうするまで続く
と思われます。
薬 変わりました。
この薬の外にクロピドグレル錠75㎎が半錠
加わります。
ステント入れたらバイアスピリンというい
つものステント術の脳への刷り込みがあり、
何故今回は、抗凝固薬がほぼ減ってしまったのか?
納得できない私は医師に訊ねました。
今回のステントは15cmですし、定着するまでは
血液サラサラにすると位置がずれてそこから出血
が始まり、動脈瘤破裂の恐れが出るそうです。
納得しました。
ということでこれまでの薬と異なり、朝5錠だけ
服用すれば午後からの薬は不要となりました。
更に、カルベジロールという薬は脈拍を遅くする
薬なので一切禁止となりました。
脈は正常値以上に早くなり、最初は動悸が激しく
体が揺れましたが、今は70代に落ち着きました。
洞不全の不整脈はきれいに無くなりました。
この2年、医者に気づかれず、気づいても治療
されないまま意識を失って、悔やまれます。
オムロン心電図が無ければ未だそのままだった
かもしれません。自分の体は自分で守るという
習慣も必要だと思いました。
この手術の副作用としては長い金属という異物
が入ったため、発熱が1週間近くありました。
今日は久しぶりに平熱に戻りました。
冥途は遠くなりましたが、目まいも消え、破裂
の心配がなくなったのは感謝に耐えません。
医療スタッフの温かく、優しさに感謝と敬意を
感じながら病院を後にしました。
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