何しろ早く就寝するので当然早くに目覚めます。
まずは1:30だとか、2:30が一番めの目覚めです。
4:00ごろ外を見ると早散歩をする人もいますし、
車も流れていたり驚きます。
5:00には人通りは更に多くなります。
世の中の人は早いですね。感心しました。
さて、病院内の廊下はというと皆さんリハビリ
散歩をなさっています。術後の方ばかりで、
バストバンドも目立ちますが、なさってない方
も術後の苦しさというのがあるのでしょう。
ぞろっ、ぞろっと重く引きずるように歩かれます。
こんな表現をすると叱られますが、まるでゾンビ
の散歩を彷彿とします。当然私もその中の一人です。
午前中数回歩いていました。右足が圧迫止血の
後遺症というのでしょうか、中々上がりません。
リハビリ散歩を続けることできっと良くなると
思われます。
朝食が来てやっぱり下痢が怖くておかゆとお味噌汁
しか口に入れられません。
その前日栄養士さんが何が食べられ、何がアレルギー
であるかを再確認に来てくださいました。
17日の朝までおかゆしか食べない私。
執刀主治医が部屋にいらっしゃいいました。
「何故食事を摂らないの?」
「下痢が止まらない恐怖で食べられません」
「下痢でも食事を摂らないと駄目だ!」
しぶしぶ小さな声で「はい」。
で、私は食事どころでない大変な疑問、恐怖を抱えて
いました。それは薬です。
これまでのプラビックス75mg(クロピドグレル錠)も、
バイアスピリンもありません。カルベジロール錠10㎎
2錠は洞不全の不整脈を起こすので中止になっています。
これまで循環器内科で冠動脈のあちこちにステントグ
ラフト4本が留置されています。ステント留置の都度
プラビックス75mgプラスバイアスピリンを半年服用
し続けなければならないということが脳内に刷り込ま
れています。
バイアスピリンが無い上にプラビックスまで
ステントグラフとの個所の内外がすぐプラークで
詰ってしまうのではないかという恐怖で先生に何故
それらを服用しなくて良いのか?詰め寄りました。
「内科の先生が決めた薬だからこれで良いのよ」と
仰います。「こうこうこういう事情で納得いきません」
と食らいつきます。
要は、血液さらさらの薬を飲むことによって今回の
ステントが血流の圧でズレる可能性があり、瘤に
血液が送られ破裂する可能性を否定できないそうです。
それで薬は一旦停止となるのだそうです。
「理解、納得できました」
でも、午前中に、クロビドグレルの半錠が渡され
ました。やっぱり少量は構わないんだ!?
その後の夕飯には1400キロカロリーの栄養食が出ました。
相談の上、正露丸を服用しながらいただきました。
栄養士さんは私のために噛む必要のないくらい柔らかく
煮込んだ料理を作ってくださっていました。
何かありがたくてじわっと涙ぐみました。
一生懸命患者のために調理を考えてくださっている
のですよね。感謝です。
正露丸は2日に亘って7錠飲んで食事は一粒残さず
いただきました。わが家の料理よりはるかに量が多い
のですが、これで痩せていくから不思議です。
食事というのは量というより、質が最も大事なのだと
改めて考えさせられました。
本日も発熱は続きましたが、リハビリは午前中に
理学療法士さんの指導でゾンビ通りを歩きました。
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