草庵の記

弓部大動脈、腹部大動脈、腸骨動脈、冠動脈にステント11本。
私の体はサイボーグ

怒涛のニフレック

2019-02-27 21:32:42 | 消化器内科

以下 2013年9月18日記録


7時過ぎに義兄の車で夫と私の3人で病院へ

8時前に到着。

受付で入院予約を伝えて看護師が迎えてくれ部屋に案内。
何人かの看護師さんが入れ換わり説明したり、
準備をしていただいたり…

そして、よく冷えたニフレック2リットル入り容器が持ち込まれました。
2時間かけてゆっくり飲用するようにと…




今回は1泊2日で大腸、胃カメラ検査。
都合、この病院での8回目の入院となります。
そうです。死ぬまでこの病院から解放されることはなさそうです。。

この検査一番嫌なので出来るだけ回避したいと
触れないでいたのだけれど…
循環器内科の先生がきちんと覚えてらして…
消化器内科に回されたのです

そして定期検査しましょ。
外来でも出来ますよ!
ぶるぶるぶる。とんでもありません。
入院しますぅ!

昨年の外来患者さん、同年輩の女性は白いひらひらのスカート
お洒落バッグの井出達(高級婦人服)で…怒涛のニフレック。
このご婦人はニフレックの恐怖を知らないのか!?

便意を催す度にしゃなり、しゃなりと4人に2つしかない
トイレに向かわれていた。。

私は先に処置が済んだのでその後の彼女を知らない。

そう、それで4人に2つのトイレしかない恐怖から私は
「入院しますぅ!!!」となるわけです。


はっきり申し上げますと、怒涛のニフレックの威力は凄まじいのです。
始まると30分はトイレから出られない状況が生まれます。
前日に病院指定のクリアスルーという食事を摂り、

ニフレックに臨んだ、違う、大腸洗浄に臨んだ。
9時に飲用開始し、10:30に飲み終えた。
こんな吐き気のする不味い飲み物は必死に飲んだ。
これだけで吐き気がする。

飲み始めて30分後からトイレの駆け込みが始まる。
11時ごろには早、透明の水となり…


看護師さんは満足げに「やはりクリアスルーの威力は凄いゎ」と
クリアスルーを奨めて良かったというように
満面の笑みを浮かべて喜んでいただいた( 一一)

12時ごろには術衣に着替え、紙のパンツに履き替える。
点滴をされて、処置室に運ばれる。
呼ばれていくらも待たないうちに処置室へ♪

待つ恐怖、今回は無し^^
(お騒がせ婆さんが煩いからかしら?ごね得^^)


経験なさった方がご存じでしょうが…
これを機(大腸カメラ検査)に羞恥心を失う。

いや、お産を体験した女性はもっと早くに羞恥心は持ち合わせない。
いや、いや、いや、やっぱり羞恥心はあったな。
けど、立て続けに3度も受けるとそんな羞恥心は
雲散霧消と消えゆくものだ。ハハ。


鎮静剤をお尻に注射をされた。
お尻がチクチク痛む。
そして点滴の針の先まで痛む。
この鎮静剤とはそういうものなのだそうだ。

ブジュッと入ってきた内視鏡。おわっ!
空気を入れる度に、腸が破れてしまうんじゃないか?
激痛が襲う。(イッタアイ)

繰り返し襲ってくる痛み。堪えよう、ひたすら堪えるのだ空蝉!
今回の鎮静剤はよく効いて、ほとんど気を失っている状態。

終わった!

先生のところに車いすで連れていかれても意識があるのか? 
無いのか?( 一一)

ポリープが2個見つかりましたがこれは良性で心配いりません。
が、昨年切除したポリープは癌に発展する可能性の強いポリープでした。
来年また経過を見るために検査しましょう!
(どうかな!? 来ないかも)

先生の言葉に返事は返すものの声があまりに小さく出ていない私。
ダメージが大きいといつも声が出なくなる。。

検査室を出た途端に吐き気がしてきた。
病棟看護師さんからの引き取りも早かった。
ずっと吐き気が続き、部屋についてトイレに連れていってもらった。
で、吐いた。水しか出なかったが苦しかった。

少し吐き気が治まったのでカメラを持って
ロケーションの良い窓の外を写そうとカテーテル検査室の方まで探検した。
これは電話で夫がそこに行くと新幹線が通るからとお薦めスポットだ。

体がしんどいけれど写真を撮れと言われたので
運動のためもあって時間をかけて行った。

引き返したかったが、新幹線の良いアングルがなく
我慢して待った。


この夫お薦めの写真撮りは気が進まないがちょっと距離を歩き過ぎた。
更なる吐き気が襲ってきた。
堪えられなくなったので看護師さんに薬はいただけないか相談した。
カルテを見てみます。無ければ先生に相談してみます。
日勤の人と夜勤の人との交代が既に終わっていた。
医師から吐き気止めの注射を施すよう指示が書かれていたそうだ。

絶食後の楽しみの夕飯が喉をとおりそうにない。
それでも無理してご飯少量と野菜の和えものと葡萄だけ食べた。
すると吐き気が治まってきた。薬も服用できた。

翌日の胃カメラの検査用に点滴用留置針が刺されたままなので
手を動かす度にちくちく痛んだ。。

疲れたのか瞑想しながら、10時には眠りについた。

吐き気というのは痛み異常に人の心身にダメージを与えるものだ。
昨年につづき、今年もそう思った。。

4時には目覚めたが、起きてもすることもないのでうつうつと眠った。。



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