草庵の記

弓部大動脈、腹部大動脈、腸骨動脈、冠動脈にステント11本。
私の体はサイボーグ

葛藤

2019-02-24 13:12:39 | 病のこと

以下 2012年5月30日記録



昨日はじっくり考える時間もなく、
絶望が広がっていった

私の検査の数値は良好
大きな手術をしたわけだから若干の数値は高いものもある
心不全の数値が高かったり
動かないから中性脂肪が高かったり
悪玉コレステロールが高かったり

それでも急を要するような数値で全然無い!
なのに…体には凄まじい苦痛がある

●咳(痰の絡む乾いた咳)
聞かされる家族が可哀想な程、終日

●血圧上昇(ノルバスク追加服用で下がる)
 
●心拍数(徐脈気味)

●胸痛、放散痛
 
●鳩尾の不快感(しぼられる、引っ張られる、ぶら下がられる感)

●右脇の下に血管が止血されたような不快感があり、右腕から小指にかけて痺れる

●歩行困難(10mごとに息苦しく酸素が欲しい感覚)

●過酸素(過呼吸?)

●浮腫み(若干)

●全身の倦怠感

●激しい立ちくらみ

●以上の諸症状により家事が困難
それでも主婦であるから家の内外、庭の手入れなどはこなす
 料理はほとんど苦痛でできない


この状況を抱えて後何年生きよというのだろう??
これらの症状は心因性ではないと自分では思う。

私は命乞いはしたくないと言ってきた
果たして本心であろうか?

この苦痛から逃れたいが為に生を拒否したのだろうか?
潜在意識は生きたいのだろうか?

何故、75%の詰まりのある左冠状動脈の詰まりを検査して
もらおうとするのか? 生きたいのだろうか?

弓部大動脈瘤を人工血管に置換した部位にカテーテルを通すのは
大きなリスクがあると医師たちは仰った。
できるならこのままを維持したほうが良いと。

バルーンをいれたところで、バルーン自体の歴史が10年と浅い
リスクは未知数なのだそうだ。
しかも新たに薬を追加し服用し続けなければならない。
副作用も懸念される。

肉体への負担、苦痛は更に増すばかりである
治療を受ける必要などないではないか!
余命は1年かもしれないが、10年かもしれない。。
それは分からない。

一つ言えるのはバイパスに使用した静脈の血管の使用期限が
限定12年であること、すでに2年半近くが経過していること。

私の血管は年齢では診たことが無いと言われるほど老朽化が進んでいた。
23歳のときより本態性高血圧であったことも大きな誘因となったのだろう。
それらを鑑みると10年は厳しいかもしれない!?
左冠動脈の詰まりも進行すればもっと早い命かもしれない!?

この苦痛を負って10年は長すぎる。
これらの諸症状は大きな手術の影響でしょうと循環器内科医の診断だった

考慮する暇も無く、造影CT検査を受けることにした。
やはり私の選択は命乞いなのかもしれない。
自分は優柔不断な性格だとも思う。
ただ、結果が悪くともバルーン手術は受けまいと思う。
これ以上の体へのダメージは避けたほうが良いだろう。

今日は一日このことばかりが頭によぎった。



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