以下 2012年5月29日記録
さて、循環器内科に回していただいた医師は前任の短気な女医は
転職なさったようだ。怖かったので嬉しかった( 一一)
循環器内科の新しい担当医師は若く優しそうな面差だった。
私が歩けないこと、長い時間台所に立てないこと、
家事に従事する時間が長く取れないことを手短に説明すると
「それは恐らく手術の所為で起こる症状でしょうね」
すんなり受け入れられてしまって唖然とする私でした。
外科医とは大きく異なる見解に驚き、メモ書きした内容を
伝えることも忘れてしまいました。。。
結局、弓部大動脈瘤の人工血管置換術、加えてバイパス手術を
同時に受けいかに体、内臓への負担が大きかったかという
ところでしょう。
今回の検診で再発は無かったこと、心臓にも肺にも問題は
起きていないこと、心電図も然程悪くなく、エコー検査にも
異常は見られない。
これで外科医的に悶着をつける必要はどこにも無い。
本人の不定愁訴を一々聞いている暇は外科医には無いのだろう。
心臓、およびそれに付随する血管手術では臓器と臓器の癒着は
100%免れない。それによる痛みは当然何年も続くだろう。
今、私の体には大きな切り傷が4か所、胸骨を縦割りにして、
その内部も切開したのだ。
しかも体中の血液を抜ききり、人工心肺にかけ、体温を25度までに
下げて各手術を受けた。
これで、元通りの体に戻ると勝手に思い込んだ私。
手術の後遺症もあり、薬の副作用もある。
外科的に異常が見つからずとも…
手術による影響、体への負担が大きいことは大いに肯ける。
恐らく生きている間続く苦しみかもしれない。
浅慮であったのだ。
生きている間この苦痛から逃れることは恐らくできないだろう。
一番残酷なことかもしれない。。
バイパスに使用した血管は通常12年間が限界と聞いた。
動脈を使用していればもう少し血管耐久年数はあるのだが…
生憎私のは左足の静脈を使っている。
他に使う血管が1本も無かったから。。
私の場合は血管の老化が激しく80~90歳年齢だそうだ。
私が感じる苦痛を置いてそれぞれの機能はしっかり動いているようだ。
と、この時はそう思っていた……
が、事態は恐ろしい結果を生んでいた。
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