血液は私たちの生命を維持するために重要な役割を担っていますが、その実態はいまだ解明されておらず、代替品はありません。ですから輸血が必要になった場合、唯一の方法は献血しかありません。そこで、血液についてのあれこれを紹介します。血液の成分は血漿が55%、血球(赤血球・血小板・白血球)が45%、そしてその91%が水分です。日本人の血液型の発現率はARh(+)38,8%、ARh(-)0,2%、ORh(+)29,9%、ORh(-)0,15%、BRh(+)19,9%、BRh(-)0,1%、ABRh(+)9,9%、ABRh(-)0,05%となっています。以上は一般的なABO、Rhの血液型で赤血球での識別になります。同じように白血球にもHLAという血液型があり、HLA-A、B、C、DR、DQ、DPがあります。ちなみに献血に協力すると、全員に7項目の生化学検査(γーGTPや総蛋白、コレステロールなど)、成分献血や400mL献血に協力した方には、さらに8項目の血球計数検査(赤血球、白血球、血小板数やヘモグロビン量、ヘマトクリット値など)が行われます。また、受診時にはB・C型肝炎、梅毒、HTLV-1抗体検査も希望できます。(日本赤十字社の資料より抜粋)。「広げよう、献血の輪!」みなさんの善意による無償の献血が、貴い命を救います。ご協力をお願いします。
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