ホワイトのお部屋

日本画を描く日々の悩みや喜び

いつも楽しい絵画教室

2022-08-23 12:10:31 | 日記
   

いつも楽しみにしている「自由に描いて自由になる絵画教室」がありました。
テーマは「夏」だったかな?

まずは、モノトーンに近い感じで色を抑えて貝殻を描きました。でも、何かまとまりがつかなくなって、先生の助けを頂いて何とかなったという感じです。
そして、余った時間で、ガラスの器に盛りつけた夏野菜と果物を今度はカラフルに描きました。
確かに自由に描いているのですが、やっぱり先生のちょっとした助けを頂くと、すてきになりました。

後から気づくのですが、いくら自由に描くと言っても、やたらめったらむちゃくちゃに描くのではなく、線や色、構図に神経を行き届かせることも必要かなって思ったりします。先生の助けを頂いて、何とかまとめるけれど、後からじっくり見てみると、「この線はいらないな」とか、「この色は違う色にしたほうが良かったな」などと感じる部分があり、抽象画(完全な抽象ではなく半抽象ですが)の難しさを痛感します。

写実を描いてきた私としては、なかなか難しいことなのです。
ひたすら対象物を見つめ、正確に写し取る、それも簡単ではないのだけれど、抽象表現は私にとってもっと難しい。

でも、やっぱり自分にないものを発見していくのは、楽しい。
自分を縛り付けていたものから、少しづつではあるけれど、解き放たれていきつつある感じです。


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