シーズンの終わりまでになんとか編み上げたかった、ニットベレー。
シーズン中はたくさんミトン類を編みました・・・!今も並行して少し編んでいますが、ようやくベレーに取り掛かることができ、またまたレシピ作成に試行錯誤し、やっと完成しました。
糸・・・とても迷いました。
結局、野呂英作「くれよんソロ」no2を、2本取りで、極太毛糸で編んだニットほどの編み目でザグザグとした雰囲気にしてみました。
頭のてっぺんの形は、何度も編みなおして、この感じに落ち着きました。
最初はベレーのシッポ(でいいかな?)のようなアレもつけて、ちょっとお茶目な感じに編みましたが、わたしは背が高く、お茶目なニットをかぶる年齢でもないので、自分使いということに徹してこのデザインをひとまずやめました。
そして、てっぺんに向かってちょっとだけとんがらせてみましたが、これもなんだか若い感じで、デザインは好きなのだけど自分使いには・・・とやめました。
そして、ごくごくなんの変哲もないシンプルなベレーに。
普通のベレーよりも、結構大きめです。
わたしはよく髪をまとめますが、そのまとめた上からスッポリかぶれて、頭全体をホールドしてくれるような実用的なベレーが欲しかったんですよね・・・!
最後に、ツバキを刺繍したかったのだけど、とりあえずアタリでこういう花の毛糸刺繍。
・・・来期にちょっと考えていることがあって、実用ニットのほかに、カシミア・アルパカなどのニットと、刺繍や飾りがついた装飾的なニットの2パターンもほんの少しだけつくって行きたいなあと思っているのです。
だから、刺繍をニットにきれいにつける方法や、刺繍の方法は、今からゆっくり考えたいなあと思っています。
わたしじゃなんなので末っ子にかぶってもらいました。
黒い糸。それはそれはたくさんいろいろな糸を使ったことがあります。
でも野呂さんの糸は、ただの黒い糸でもなぜだかとても味のあるニットに仕上がって、本当に大好きです。
あと、この糸と同じ糸で、ベレーとおそろいのハンドウォーマーを編んでいます。
こちらはゆくゆく、ちょっと装飾的な感じで仕上げてみたいと思っています。
とてもきれいにアクセサリーを作るつくり手さんがみえて、その方にゆっくり相談させてもらいたいなあと思っているんです。
わたしにとってニットは「実用」ということがとても肝なんです。
でも、上質な糸のニットが必要なときや、ちょっと装飾品としてつけたいときも、これはこれで実用だなあと思って、全体の中のほんのちょっとだけど、こうしたものも製作してみたい・・・!と心の中でしばらくあたためていました。
もうすぐ春・・・!
でも、この時期の寒さはなかなか堪えますねぇ!もうすぐニットシーズンも終わりますが、つくったニットたちには、春先まで活躍してもらいたいと思っています。