今朝、朝一番の出雲空港発のJAL便で、東京に戻ってきました。天候が心配だったのですが、今朝はもう雪も止んでいて、道路の状態もまずまず。これなら大丈夫だろうと思いながらも、少し早めに空港に向かうと、道のりは順調そのもの。予定より随分早く空港に着いてしまって、空港で時間をつぶすハメになってしまいました。
本当は、明日の日曜日まで松江に滞在して、今日の夜に予定をされていた別の同窓生の集まりにも顔を出したかったのですが、今日の第二便以降は、1月5日の火曜日までフライトは満杯。明日にはどうしても東京に戻っていないといけなかったので、残念ながら、今日の第一便での帰京になったわけです。
東京での住まいは、江東区の亀戸と言って、都心からやや東の方へ行った下町の方なのですが、すぐそばに『亀戸天神』という、この界隈では有名な天神さんがあります。朝、帰ってきた時にはまだ静かだったので、一旦、うちに帰って休んでから「さあ初詣に行こう!」と行って出掛けようとすると、外から何やら騒々しい声が・・・。なんと、参拝客の大行列が出来上がっていて、大勢の警備員さんたちが整備にあたっているではありませんか!
もちろん、明治神宮とかの行列とは比ぶべくもありませんが、それにしても亀戸天神にこれだけの人出があるとは知りませんでした。結局、夕方まで列が途切れなかったので、初詣は明日に順延。明日の朝、早い時間に行ってきます。
それにしても日本のお正月って、年を追う毎に、「お正月らしさ」を失っているような気がするのですが、そんな感じしませんか? ほとんどのお店が大晦日まで開いていて、かなりの店が元旦から営業している・・・いつもと変わらない風景がそこかしこに見られます。一番気に掛かるのは、そこで働いている多くの方々が、ご家族や友だちとゆっくり年末年始を過ごせないということですね。
結局、一部の店が元旦から営業すれば、対抗する他の店も開けざるを得ない、一部のサービス産業が営業すれば、それに関連する他のサービス産業も営業せざるを得ない、そうして、年末年始にゆっくり休めない、家族と時間を過ごせない労働者の方々がどんどんどんどん多くなる・・・悪循環です。福袋が売れて経済的にはいいのかも知れませんが、福袋を仕込むのに大晦日の夜遅くまで仕事をされた方々もいらっしゃるのだと思うと、複雑な心境になります。
家族や友だちと「正月らしく」過ごす以外、何にもすることがない正月三が日、そんなお正月をもう一度取り戻してみたいと思うのは、もう私だけでしょうか?