今日の朝9時過ぎ(日本時間11時過ぎ)に、無事、タイのチェンマイに到着しました。深夜0時半に羽田を出発してから約10時間半。あまり寝てないので少しボぉーとしてましたが、ホテル到着後、すぐにこちらの領事館の皆さんと日程の打ち合わせ。そして10時半から最初のミーティングを開始しました。さあ、本格的に視察日程のスタートです!
まず、カチン民族機構(KIO)代表の皆さんたちとの会合。当初、2人で来ると言っていたのが、5人に。わざわざ来てくれたのですね。中でも、リーダーのGun Maw大将は、カチン州の拠点から中国経由で四日間もかけてチェンマイまで来てくれました。
(まん中が、Gun Maw 大将。カチン州の拠点から中国経由で4日間かけてチェンマイに!)
続いて、統一民族連邦評議会(UNFC)代表の皆さん方との会合。当初予定していた方が2人、都合が悪くなり、6人の方々とお会いしました。
(UNFCの皆さん。UNFCに参加する少数民族を代表して参加してくれました)
そして最後の会合は、当初予定していたシャン族の方々が都合が悪くなり、代わりにカレン族の組織、KNUの代表の皆さんとお会いしました。来てくれたのは、KNUの会長、Saw Mu Tu Say Po 大将、KNUの書記長、Saw Kwe Htoo Winさん、そして会長補佐官のSaw Johnさんです。
(まん中が大将のSaw Mu Tu Say Poさん。もの凄く存在感のある方でした)
今日は時間もないのであまり会合の具体的な中身には触れませんが、会合を重ねるほど、問題の本質が見えてくると同時に、その複雑さと根深さにこれからどう対処したものか、悩ましくなってきます。明日からは、国境周辺の難民キャンプや村々を訪問してきますので、そこでまた現場の実態をしっかり見てきます。
夕方、食事に出るときにサァ~っと訪れたチェンマイの町中のスナップをご紹介して、今日の報告にします。