今日から参議院本会議で、安倍総理の所信表明演説に対する代表質問が始まりました。
初日の今日、民主党は岡崎トミ子議員が登壇。安倍内閣の政権方針運営や政策などについて約30分、じっくり丁寧に質問を行いました。ところが・・・安倍総理の回答が酷かった。答弁時間はなんと、たったの10分。あらゆる質問に対して「大事な課題です。検討します」を繰り返してました。おいおい、大事な課題なのにこれから検討するの???
問題は、答弁に臨む姿勢でしょうね。
本来は、野党第1党の質問に対しては、殊の外、注意を払って丁寧に答弁を行うもの。民主党政権下では、皆さんしっかりと対応されていました。ところが安倍総理は、そういう議会のルールが分かってないのでしょうか、岡崎議員に10分の答弁だったのに、その後に登壇した自民党の中曽根議員に対する答弁は20分以上でした。
こういう状況が続くようだと、総理の政治姿勢が問われます。口ではいいことを言っていながら、行動が伴わないようではダメですね。まあ本会議はいいですが、こんな調子じゃ予算委員会はとても乗り切れないでしょう。