イタグレと暮らす戌年男のブログ

 イタリアングレーハウンド(イタグレ)と過ごす中で、家族、趣味、出来事についての感想などを書きたいです。
 

女性落語家の活躍

2020-11-25 10:46:52 | TV・映画
 一昨日の夕方、NHK総合で放送された「NHK新人落語大賞」

 予選を勝ち抜いた6人のうち、3人が女性落語家。
 初の女性大賞受賞がなるかという話もでていました。

 個人的には春風亭ぴっかり☆さんが、いいんじゃないかと思いました。

 結果は笑福亭羽光さんが大賞。難しかったなぁ。創作落語はついていくのが大変…と思いました。

 しかし、結果発表後の審査員の講評、柳家権太楼師匠は、羽光さんがずば抜けていたと言ってました。
 そうなのか。わかる人にはわかるってことなんですね。

 女性落語家の方々が、一席を終えて、審査員の一言の中には、女性に対する部分があったと思います。
 やっぱり女性はまだ特別な存在なんだなぁと思いました。

 ぴっかり☆さんにも、文珍さんが「前髪をもう少し上げた方が表情が出ていいんじゃないか」と。男性落語家の髪型ってだいたい決まっている…か。
 司会のたい平師匠が「表情がわかると言ったんで、きれいになるというんじゃないですよ」と、笑いに持っていくような話をしたけれど、女性に対するステレオタイプの意識はどこかにあるように思いました。他のお二人の女性落語家に対しての話でも。

 そもそも、ぴっかり☆さんが話した、お妾さんのところへ行くのか、本妻の所にいるのかというのも、男の人が演じることを前提に作られているように思います。

 桂二葉さんにしても「子供の役の時には、際立つのに、大人の男の時には像が浮かばない」と。それはしかたないと思ったり。
 露の紫さんの時には「女性がおならの話を持ってこなくてもいいんじゃないか。そこは飛ばすとか、置き換えるとか」

 古典落語は男性が話すことを前提に作られたんだろうと思います。それを女性が話す場合、ステレオタイプで女性をイメージされると競うのは厳しいかも。

 ぴっかり☆さんは小朝師匠の弟子。これからの活躍に注目したいです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿