イタグレと暮らす戌年男のブログ

 イタリアングレーハウンド(イタグレ)と過ごす中で、家族、趣味、出来事についての感想などを書きたいです。
 

兄弟子の応援に押されて

2020-10-12 10:30:15 | 将棋
 昨日のNHK杯テレビ将棋トーナメントは、千田翔太七段と渡辺大夢五段の対戦でした。

 解説は勝又清和七段。渡辺大夢五段とは同じ石田和雄門下生。
 渡辺五段との出会いの話もあって、弟子入りの話もあったけれど、自分は弟子をとらないので、それならばと石田和雄九段を紹介したと。

 だから、小学生の頃からずっと知っているし、棋風についてもよくわかる、と。
 
 勝又七段は、データの分析というのか、集積というのか、すごく詳しくて、これまでに将棋フォーカス等でも、いろいろ解説されたことがあります。
 昨日も序盤は、とにかく詳しいと思いました。中村桃子女流が合いの手を入れる間もなしというくらいに。

 その話が一息ついた頃には、渡辺五段がいいのかな…と。後手番だけれど、玉の動ける場所がたくさんある囲い。対して、千田七段は玉の動ける場所が少なく、角も使えない状態。
 ということで、形勢は後手有利。

 と思っていたら、「なるほど」が出ました。千田七段も考えてのことだったのかと。

 でも、やっぱり渡辺五段がそれよりうまく指したようで、終盤は明らかに「勝ちが見えた」という話になりました。

 応援解説というのとは違うにしても、そういう要素はありました。
 後押しが対局室に届いたかと思ったけれど、渡辺五段は1回戦で菅井竜也八段に勝っています。
 
 次の相手は稲葉陽八段。菅井八段同様、井上慶太門下。
 ここを突破すると、旋風ですね。


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