皆さん、こんにちは。
先週のこととなりますが、
長野県建築士会主催で、
塩尻「えんぱーく」の建学会がありました。
設計した建築家は、コンテンポラリーズの柳澤潤さん。
まつもと市民芸術館を設計した
伊藤豊雄事務所から独立した方です。
えんぱーくのような市民活動の複合施設は、
伊藤豊雄事務所設計の仙台メディアテーク、
妹島和世事務所設計の金沢21世紀美術館等
浮かびます。両方とも行ったことがありますが、
えんぱーくも、なにか共通する部分はあるように思いました。
妹島さんも伊藤事務所出身。
やはり恩師の影響をうけている部分はあると思います。
しかし、その部分以外の、柳澤さん、えんぱーくの良さ、
独自性もあると、同時に感じました。
ハードだけでなく、使い方、ソフトまでのプログラム提案
(市民参加を促すインキュベーターの導入)。
個性的なサイン計画。
そして、利用者が自由に自分の居場所を決められる。
(明るいところと暗いところ。)
利用者としてそこに居てみたくなりました。
私事ですが、
フェスタの次の日だったので、
地上5階、地下1階の階段移動は、
正直、足にきていました。
それでも、久しぶりの現代建築探訪は、
いいものでした。