My旅行記

家族旅行の記

オーシャン東九フェリーで神戸・姫路・境港・徳島への旅行

2024年08月26日 | Weblog
今年の家族旅行は、どこに行こうか迷った挙句、私の行きたい水木しげる記念館(リニューアル)と、妻が行ってみたい姫路城を組み合わせ、兵庫・鳥取とした。
家族旅行といっても、子供たちはすでに付いてこなくなったので夫婦旅行だ。長距離の運転もしんどいし、暫くぶりにフェリーで船旅をするのも目的として、「オーシャン東九フェリー」を初めて利用することとした。
8月21日(水)
14:30高崎を車で出発。途中、関越道で渋滞があり、間に合うかどうかを心配したが、有明埠頭に17:30着。早めに出たので何とか手続きができた。フェリー「びざん」は19:00出航のはずだったが、ちょうど都心がゲリラ豪雨となり、少々出発が遅れた。
オーシャン東九フェリーは、すでに何回か利用した日本海フェリーに比べて船体が小さく、レストランや映画などのサービスは無く、食べ物自販機のみだったが、その分人が少なく静かで、風呂やトイレで人に遭うことがなく、快適だった。ただ、伊豆沖から徳島近海まで電波が届かないので退屈だった。
8月22日(木)
13:15予定より早く徳島港到着。鳴門海峡を渡って淡路島SAに寄ったりして、この日の宿「ホテル北野プラザ六甲荘」に15:00着。暑い日だったが、歩いて神戸ポートタワーを目指し、神戸の街を散策した。最初にホテル近くの異人館街を歩き、ベンの家、洋館長屋、英国館に入ってみた。ここはそれほど魅力は感じなかったが、そのあと歩いた三宮から元町にかけてのガード下商店街など、大変面白かった。ポートタワーはリニューアルしたばかりで綺麗だったが、初めて訪れた時のほうが得るものは多かった。
夕食を「ビアカフェドブルージュゼン」でとった。なかなか美味しかった。歩いて帰るのが嫌になったので、地下鉄で新神戸まで移動し、ホテルにたどり着いた。
8月23日(金)
9:30ホテルを発って姫路へ向かった。加古川あたりが渋滞して時間がかかってしまったが、11:00姫路城着。めげそうになるくらいこの日も暑くなったが、天守閣まで登った。私は40年ぶり2回目の訪問だが、圧巻の城郭で、他の城とは違う。妻は革細工の店とか見たいとのことだったが、境港までが遠いので中国道・米子道を先を急いだ。途中、上月パーキングエリアで遅めの昼食を取ったが、妻は何の変哲もない中華そばが美味しかったと絶賛していた。私はちゃんぽんを食べたが、確かに美味しかった。
16:00境港の水木しげるロード到着。リニューアルした水木しげる記念館と、以前来たときはやっていなかった夜間のライト演出を見ることが今回の目的だったので、遅い到着は当初の狙い通り。記念館は、漫画というより作家の生涯を追う展示に重きが置かれていた。大人は見応えあったが、主たる来訪者の子供は、アニメの要素が少なくなって退屈なのではないだろうか。逆に夜間のロード演出はグッドアイディア。そもそも妖怪は暗がりに潜むものなのだから、夜怪しげにひかる妖怪たちは良かった。周囲の店も、もう少し長い時間開いていれば良いのに。
過去、境港で食べた海鮮丼が美味しかった。その店はもう無いようなので、評判の良かった「魚山亭」に行って特上スペシャルを食べたのだが、以前のような感動は無かった。カニ(冷凍)の味噌汁が付いているだけで、肝心の海鮮は旨味があまりない。あたりの店に出会うのは、やはりムヅカシイものだ。
この日の宿は、当初は水木ロード近くを予定したが、海向こうの美保神社門前の「美保館」にした。20:30到着。行って初めて温泉旅館だということを知った。ぐっすり眠れた。
8月24日(土)
この日のうちに徳島に戻るので、早く起床し、美保神社を参拝した。8:30からの神事を全て見学し、青石畳をぶらぶら。重要文化財の美保館きゅうかんも見学し、9:30出発。
瀬戸大橋・高松道を辿って、徳島入りし、うずしおクルーズ船に乗るた鳴門に。ブランチは高梁パーキングエリアでパンを買って食べたのが美味しかった。
14:30鳴門着。15:00の観潮船に乗った。大潮の、一番渦のできやすい時間のはずだったが、あまり期待程の渦には巡り会えなかった。消化不良だったので、「渦の道」にも行って、真上からうずしおを眺めてみた。ここも暑い中かなり歩いたが、そこそこ楽しめた。
翌朝のフェリー乗船に備えて、この日の宿は徳島駅前の「阿波観光ホテル」にした。高級感あるホテルで、調度品やアメニティなど素晴らしいホテルだった。
歩いて20分ほどのところにある「阿波おどり会館」で徳島土産を物色。夕食は、ホテル近くの「駅前ワインビストロわたなべ精肉店」でとった。
8月25日(日)
8:30に街に出て駅前の「森珈琲店」でサンドイッチとアイスコーヒーを食した。
11:30フェリー「どうご」で東京を目指した。
電波の届かない船内は退屈だったが、BSは見られ、映画やドキュメンタリーがちょうど興味をひくものだったので見入ってしまった。行きのフェリーで食べた自販機の食事も美味しいのだが高いし慣れずに面倒くさいので、あらかじめコンビニで調達した食材を夕食にした。
8月26日(月)
定刻通り、朝5:30有明埠頭に到着。一番で船外に出た。
首都高・関越道を使って7:30には自宅に着いて、ゆっくり疲れを癒した。


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