うっかり見落としていた日刊スポーツの記事。素晴らしい内容なんで、インタビュー部分を転載。二十歳そこそこでここまで語れる、心底尊敬できるアイドルというのは何なんだろう。これまでどこにもなかったまったく新しい存在。まったく未知の地平に立ってる気分。
http://www.asahi.com/showbiz/nikkan/NIK201112310007.html
以下引用****************
高橋 私の携帯電話の待ち受け画面は、1年前からずっと昨年のレコ大での集合写真でした。いつでも、あの悔しさを忘れないためにです。ついに、ついに私たちの夢をつかみました!!
前田 ずっとうれし泣きしたかった。総選挙の時もそうだけど、熱くなると、周囲の目もどうでもよくなるんです。顔がどんなにひどくても、思いの限りに泣きました。
高橋 本来は賞にこだわるグループじゃない。絶対取れる実力があるわけではないかもしれない。でも、どうしても、レコ大だけは取りたかった。理由は3つ ありました。1つは、2年前に秋元康先生のおまけ(特別枠)で、初出演させてもらった時、大賞のEXILEさんを見て、「レコ大こそが本当の意味で皆さん に認めてもらえる賞なんだ」と知ったことです。賞と程遠かった私たちには、自然と夢になっていきました。
2つ目はファンです。握手会では「一緒にレコ大に 挑戦してる気持ちでテレビを見ているから」と励まされました。私たちのファンは「AKBが頑張ってるから僕も私も!」と、自分たちの夢を重ね合わせて応援 してくれる人たちが多いんです。だから、これだけ頑張れば、こうやって成果が出るんだよって示すことで、誰かの希望になれると強く思っていました。
前田 今年でダメなら、もうチャンスはない。今回が本当に勝負でした。昨年は席で、私とたかみなは、手をつないでいました。2人とも、お互いに震えているのが分かった。
高橋 発表の瞬間。「大賞はエ…」っていう「エ」の声までは、信じてました。結果はエグザイル(EXILE)。夢が目前までと思っていただけに、失望感はハンパなくて、楽屋に戻った瞬間、全メンバーが大声で号泣しました。
前田 ほかの大賞受賞者がいる間は涙をこらえ続け、楽屋に入ったとたんに気持ちがあふれ出た。今までで一番の悔し涙でした。誰も泣きやめられない中、たかみながまとめたのを覚えています。
高橋 我慢強いメンバーまで泣く姿に、「来年頑張るしかないって」って声を絞り出しました。総選挙が個人戦なら、レコ大は団体戦。みんなで1つの夢を追 いかけてきました。このために1年間頑張ってきた側面も、正直ありました。青春をAKB48にささげている私たちにとって、レコ大は甲子園。アイドル活動 の集大成として、頑張ってきた証しが欲しかったんです。
最後の3つ目は、秋元先生。実は、これだけヒット曲がある先生も、レコード大賞だけはなかった。昨年も私たちのパフォーマンス後に会場から帰られてしまったんです。今年は絶対に帰らせない覚悟でした。やっと秋元先生に1つ、恩返しが果たせました。
前田 歴史に名を残せた。これで来年1年も、また頑張れます。
高橋 53年間の歴史で、女性アイドルグループの大賞受賞は史上初だそうです。今年は悔しさをバネに頑張ってきた。来年は責任感を背負って、頑張っていくことを、ここに誓わせて下さい。本当に皆さんのおかげです。応援ありがとうございました。
http://www.asahi.com/showbiz/nikkan/NIK201112310007.html
以下引用****************
高橋 私の携帯電話の待ち受け画面は、1年前からずっと昨年のレコ大での集合写真でした。いつでも、あの悔しさを忘れないためにです。ついに、ついに私たちの夢をつかみました!!
前田 ずっとうれし泣きしたかった。総選挙の時もそうだけど、熱くなると、周囲の目もどうでもよくなるんです。顔がどんなにひどくても、思いの限りに泣きました。
高橋 本来は賞にこだわるグループじゃない。絶対取れる実力があるわけではないかもしれない。でも、どうしても、レコ大だけは取りたかった。理由は3つ ありました。1つは、2年前に秋元康先生のおまけ(特別枠)で、初出演させてもらった時、大賞のEXILEさんを見て、「レコ大こそが本当の意味で皆さん に認めてもらえる賞なんだ」と知ったことです。賞と程遠かった私たちには、自然と夢になっていきました。
2つ目はファンです。握手会では「一緒にレコ大に 挑戦してる気持ちでテレビを見ているから」と励まされました。私たちのファンは「AKBが頑張ってるから僕も私も!」と、自分たちの夢を重ね合わせて応援 してくれる人たちが多いんです。だから、これだけ頑張れば、こうやって成果が出るんだよって示すことで、誰かの希望になれると強く思っていました。
前田 今年でダメなら、もうチャンスはない。今回が本当に勝負でした。昨年は席で、私とたかみなは、手をつないでいました。2人とも、お互いに震えているのが分かった。
高橋 発表の瞬間。「大賞はエ…」っていう「エ」の声までは、信じてました。結果はエグザイル(EXILE)。夢が目前までと思っていただけに、失望感はハンパなくて、楽屋に戻った瞬間、全メンバーが大声で号泣しました。
前田 ほかの大賞受賞者がいる間は涙をこらえ続け、楽屋に入ったとたんに気持ちがあふれ出た。今までで一番の悔し涙でした。誰も泣きやめられない中、たかみながまとめたのを覚えています。
高橋 我慢強いメンバーまで泣く姿に、「来年頑張るしかないって」って声を絞り出しました。総選挙が個人戦なら、レコ大は団体戦。みんなで1つの夢を追 いかけてきました。このために1年間頑張ってきた側面も、正直ありました。青春をAKB48にささげている私たちにとって、レコ大は甲子園。アイドル活動 の集大成として、頑張ってきた証しが欲しかったんです。
最後の3つ目は、秋元先生。実は、これだけヒット曲がある先生も、レコード大賞だけはなかった。昨年も私たちのパフォーマンス後に会場から帰られてしまったんです。今年は絶対に帰らせない覚悟でした。やっと秋元先生に1つ、恩返しが果たせました。
前田 歴史に名を残せた。これで来年1年も、また頑張れます。
高橋 53年間の歴史で、女性アイドルグループの大賞受賞は史上初だそうです。今年は悔しさをバネに頑張ってきた。来年は責任感を背負って、頑張っていくことを、ここに誓わせて下さい。本当に皆さんのおかげです。応援ありがとうございました。